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忍者錦絵 賊首児雷也 (豊国揮亳奇術競) 31-100016

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
購入数
月下の静寂を破り現れる妖術の使い手と白き蛙の群れ
澄み渡る夜空に浮かぶ満月を背に、児雷也が静かにその秘術を解き放ちます。手からこぼれ落ちる白い紙が、命を吹き込まれたかのように蛙へと変化し、周囲を埋め尽くしていく様は圧巻です。この幻想的な演出は、静かな夜の空気感と相まって、観る者を日常から切り離された不思議な伝説の物語へと一瞬にして引き込む力を持っています。

■アーティスト
歌川豊国 (1769-1825)
江戸時代の浮世絵師で、倉橋家に生まれ、歌川豊春に師事しました。主に役者絵と美人画で名を馳せ、独自の様式を確立し、江戸の大衆に人気を博しました。寛政6年(1794年)に発表した「役者舞台之姿絵」シリーズは特に有名で、後に芝居絵や大首絵を手掛け、文化文政期には更にその人気を広めました。多くの弟子を育て、歌川派の興隆に貢献。門弟には国政、国貞、国芳らが含まれ、彼の画風は幕末から近代日本画にも大きな影響を与えました。享年57、墓所は功運寺にあります。

■作品概要
忍者錦絵(1862) 賊首児雷也 (豊国揮亳奇術競)
静寂に包まれた月夜を背景に、強大な妖術を操る義賊の首領、児雷也がその真髄を見せる瞬間が描かれています。この錦絵は『豊国揮亳奇術競』の一図であり、忍術の極致を視覚化した意欲作です。画面中央で児雷也が精神を集中させると、その足元からは無数の白い紙片が次々と折り紙の蛙へと姿を変え、生き物のように躍動し始めます。背後に描かれた満月と空をゆく雁が静の情景を示す一方で、児雷也の纏う龍や雲の豪華な衣装、そして魔法のように溢れ出す蛙たちが動のエネルギーを放っています。手にする刀の鞘には細かな装飾が施され、一人の忍者が背負う宿命と、人智を超えた奇術の不思議さが一つの画面に見事に調和しています。江戸時代の人々が熱狂したファンタジーの世界が、鮮やかな色彩と繊細な彫りによって劇的に描き出された、まさに物語の絶頂を象徴する一枚です。
この作品に見られる「紙から蛙を生み出す」という描写は、当時の読本における忍術の視覚化として非常に画期的なものでした。
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江戸時代の日本文化が育んだヒーロー、児雷也の姿を描いたこの錦絵は、伝統芸能である歌舞伎の題材としても有名です。浮世絵のシリーズ『豊国揮亳奇術競』に含まれるこの作品では、義賊の賊首としての威厳が、龍の意匠や鮮やかな色彩で見事に表現されています。月夜に舞う雁や満月の背景は、静謐な構図を作り出しており、そこへ折り紙が蛙に変わるという奇術の瞬間が、忍者の操る妖術として劇的に挿入されています。木版画の精緻な技術によって、手にする刀や衣装の細部まで美しく描写されました。現代においても、日本の歴史や伝説を伝える貴重な芸術品として、多くの人々を魅了し続けています。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。


■キーワード
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