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名所江戸百景 両国花火 31-100245

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
購入数
川面を埋め尽くす納涼の屋根舟
両国橋の下には数多くの屋根舟や小舟が集い、花火見物に興じる人々の姿が黒いシルエットで描き出されています。旧暦五月から八月にかけて続いた納涼の期間、川面はこうした舟でにぎわいを見せていました。

■アーティスト
歌川 広重 (うたがわ ひろしげ) [ 寛政9年(1797年) - 安政5年9月6日(1858年10月12日) ]
江戸の情緒を鮮やかに描き出した浮世絵師であり、その風景画は心に静かな余韻を残します。北斎がダイナミックな構図と力強さで自然の迫力を描いたのに対し、広重は移ろう季節や雨、雪、夕暮れといった繊細な瞬間を優美に表現しました。特に、深く澄んだ藍の色調「ヒロシゲブルー」は、彼の風景画を象徴する存在であり、異国の人々にも「日本の青」として強い印象を与えました。『東海道五十三次』に代表される旅情豊かな連作は、江戸庶民にとって憧れの旅を紙の上で体験させる窓であり、同時に自然と人間の調和を静かに語りかけます。広重の作品は今なお、淡い雨や霞む空気までをも感じさせ、私たちに日常の中の美しさと一瞬の儚さを見つめ直させる力を持ち続けています。

■作品概要
名所江戸百景 両国花火(めいしょえどひゃっけい りょうごく はなび)
夏の宵、隅田川に架かる両国橋を、光の帯がひとすじ天へと駆け上がります。夜空を彩る大輪の花火と、川面にひしめく無数の屋根舟。橋上には見物の人影が黒々と連なり、川開きの賑わいがそのまま切り取られたかのような情景です。「和火」と呼ばれた当時の花火は、今日のように色鮮やかではなく、橙と白の淡い光でしたが、闇に浮かぶその一閃こそ、江戸の夏を告げる待ち焦がれた瞬間でした。飢饉や疫病で亡くなった人々の慰霊として始まったという川開きの花火は、鎮魂の祈りと納涼の歓びを併せ持つ江戸独自の行事。静けさの中にわずかに響く筒音や人々のざわめきまで伝わってくるような、余韻深い一枚です。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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