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星月夜 21-100165

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
購入数
青の静寂に浮かぶ、神の領域への扉
水辺に立つ石灯籠の小さな灯りは、巴水作品の真骨頂です。
この黄金色のアクセントは、夜の闇の中で日本の伝統的な「わびさび」の精神を象徴し、観る者に深い情感を与えます。

■アーティスト
川瀬巴水(かわせ はすい)(1883年(明治16年)5月18日 - 1957年(昭和32年) 11月27日)
大正・昭和期に活躍した浮世絵師であり、版画家です。衰退しつつあった日本の浮世絵版画を復興させるべく、新たな浮世絵版画である「新版画」を確立した人物として知られています。1883年(明治16年)に東京で生まれた巴水は、幼い頃から絵画に興味を持ち、日本画を学びました。その後、版元の渡邊庄三郎と出会い、木版画の制作を始めます。 巴水の作品は、日本の美しい風景を情緒豊かに描き出したものが多く、特に旅情を誘う風景版画は高い評価を受けています。彼は全国各地を旅して取材を行い、四季折々の風景や人々の生活を描き出しました。その作品は、単なる風景描写にとどまらず、そこに生きる人々の息遣いや、時間とともに移り変わる光や空気感までも表現しています。
巴水の作品は、日本国内だけでなく、海外でも高く評価されており、スティーブ・ジョブズも彼の作品を愛した一人として知られています。

■作品概要
星月夜
深遠なる青の世界。川瀬巴水が捉えたこの「星月夜」の情景は、現世の喧騒から完全に切り離された神聖な領域を描き出しています。夜空には微かな星々が瞬き、その光はすべてを照らすのではなく、かえって神秘的な闇の深さを強調しています。中央には、水に浮かぶ朱色の鳥居が、厳かなシルエットを放ちます。その足元は水に溶け込み、青磁色の水面には鳥居の幻想的な影が揺らぎます。この現と幻のコントラストが、作品に深い物語性と幽玄な情感を与えています。
手前には、石灯籠の温かな灯りが、ただ一点、命のぬくもりを伝えています。この小さな光と、無限に広がる夜の闇と水の対比は、観る者に畏敬の念と深い安らぎをもたらします。巴水は、卓越した版画技術によって、この静寂で詩的な夜の風景に、魂を揺さぶるようなドラマを封じ込めているのです。

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川瀬巴水の新版画「星月夜」は、木版画の技術で幽玄な夜景を表現した浮世絵の傑作です。鳥居と石灯籠が佇む湖畔の風景画は、幻想的な青の表現と静寂が神秘的な日本の美を象徴します。このアートピースは、インテリアとして和モダンな空間デザインを演出し、美術鑑賞の価値を高めます。額装された作品は、芸術家巴水の伝統文化への敬意が感じられる版画コレクションであり、世界的なジャポニズムの関心を集めています。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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