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雲龍 23-101002

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
購入数
わずかに現れる龍の気配
雲の切れ間からのぞく頭部と爪先だけが具体的に描かれ、全身を見せない構図によって、姿を捉えきれない霊獣としての存在感が強められています。

■アーティスト
円山 応挙 [ まるやま おうきょ ] (1733年6月12日-1795年8月31日)
京都の貧しい家に生まれた応挙は、若い頃に眼鏡屋で働きながら絵を学びました。華やかな出自でも、著名な師でもない。ただ見ることへの執着だけが、彼を画家にしました。応挙が持ち込んだのは「写生」という当たり前のことでした。しかしその当たり前が、当時の絵画にはありませんでしたた。型を学ぶより先に、まず目の前のものを見る。その転倒が、江戸絵画の流れを変えました。応挙が描く生き物には重力があります。子犬は床に沈み、鯉は水の中に実在します。美化も誇張もなく、ただそこに在る命の質感。それを可能にしたのは才能よりも、見ることをやめなかった意志です。円山派という一大流派を築きながら、応挙自身は最後まで写生帖を手放しませんでした。弟子に教えたのは技法ではなく、見ることへの敬意だったのかもしれません。

■作品概要
雲龍図
渦を巻く雲間に、龍の頭部と爪の一部だけが姿を現す一図。全身の大半は墨の濃淡による霧に隠され、輪郭の代わりに気配だけが漂っています。角ばった鱗の並びと逆巻く鬣、その奥にほのかに浮かぶ丸い光。姿を見せぬことでかえって存在の大きさを感じさせる構成といえます。実在を確かめようのない霊獣を前に、応挙は写生の技法をそのまま用いるのではなく、墨の滲みと余白の呼吸によってその気配を紙上に留めようとしたのでしょう。見えないものへの向き合い方が、静かに表れています。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
円山応挙 雲龍図 水墨画 江戸時代 日本画 掛軸 龍 霊獣 円山派 墨絵 濃淡 滲み 余白 紙本 京都画壇 江戸絵画 応挙 古美術 日本美術 東洋美術 掛け軸 江戸中期 絵師 雲 鱗 気配 幽玄 静寂 墨

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