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芝公園の雪 21-100183

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
購入数
雪が降りしきる、東京の静かなる叙情詩
朱色の門と、降り積もった雪。「朱」と「白」の鮮烈な対比は、空間に強烈でありながら品のあるアクセントをもたらします。
雪によって周囲の色彩が抑えられるからこそ、朱色の美しさが際立ちます。

■アーティスト
川瀬巴水(かわせ はすい)(1883年(明治16年)5月18日 - 1957年(昭和32年) 11月27日)
大正・昭和期に活躍した浮世絵師であり、版画家です。衰退しつつあった日本の浮世絵版画を復興させるべく、新たな浮世絵版画である「新版画」を確立した人物として知られています。1883年(明治16年)に東京で生まれた巴水は、幼い頃から絵画に興味を持ち、日本画を学びました。その後、版元の渡邊庄三郎と出会い、木版画の制作を始めます。 巴水の作品は、日本の美しい風景を情緒豊かに描き出したものが多く、特に旅情を誘う風景版画は高い評価を受けています。彼は全国各地を旅して取材を行い、四季折々の風景や人々の生活を描き出しました。その作品は、単なる風景描写にとどまらず、そこに生きる人々の息遣いや、時間とともに移り変わる光や空気感までも表現しています。
巴水の作品は、日本国内だけでなく、海外でも高く評価されており、スティーブ・ジョブズも彼の作品を愛した一人として知られています。

■作品概要
芝公園の雪
雪が音もなく降り積もり、芝公園の門は、日常の喧騒から切り離された清らかな世界へと変貌しています。川瀬巴水が捉えたこの情景は、東京の都会にありながら、古都のような静寂と深い抒情性が同居する劇的な美しさを持っています。
朱色の門と雪の白、そして周囲の木々の暗いシルエットの対比が、画面に鮮烈な印象を与えています。特に、門の屋根に降り積もった雪の柔らかで温かい質感と、その下の朱色の荘厳さが、厳しさとぬくもりを同時に感じさせます。
門の前には、緑色の傘を差した一人の人物が、雪の上に確かな足跡を残しながら歩を進めています。この緑の傘が、雪のモノトーンの世界に生命の色を差し込み、観る者に希望の光を暗示しています。巴水の卓越した版画技術は、雪の粒の細かさ、そして空気の冷たさまでもを伝える、五感に訴えかける傑作です。

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川瀬巴水の新版画「芝公園の雪」は、木版画の技術で都会の雪の静寂と叙情を表現した浮世絵の傑作です。芝公園の寺院の赤門と雪景色の冬の風景画は、朱色とグリーンのコントラストが日本の美を象徴します。このアートピースは、インテリアとして和モダンな空間演出を可能にし、美術鑑賞の価値を高めます。芸術家巴水の伝統文化への敬意が感じられる版画コレクションであり、世界的なジャポニズムの関心を集める代表作です。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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