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動植綵絵 薔薇小禽図 19-100009

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 A4(21×29.7cm)A3(29.7×42cm)A2(42×59.4cm)
ピンク 【フォトマット紙】
グリーン 【フォトマット紙】
フチなし 【フォトマット紙】
ピンク 【半光沢紙】
グリーン 【半光沢紙】
フチなし 【半光沢紙】
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命の輝きを纏う薔薇の旋律
斬新な構図と色彩感覚は、時代を超えて人々を魅了し続けています。薔薇と小鳥の配置が生み出す絶妙なバランスは、宇宙の調和を象徴しているかのようです。緻密な描写技術の裏側には、自然の本質を見つめ、その中に未来永劫続く生命の息吹を捉えようとする、画家の揺るぎない情熱と強い意志が宿っています。

■アーティスト

伊藤若冲(1716年3月1日 - 1800年10月27日)
江戸時代の画家で、独特な花鳥画で知られています。若冲は京の青物問屋「枡屋」の長男として生まれ、23歳で家業を継承しましたが、40歳で隠居し画業に専念しました。代表作の「動植綵絵」や「猿猴捕月図」など、濃彩で幻想的な花鳥画を制作し、その作風は後のシュルレアリスムに通じるとも言われます。また、奇想派として曽我蕭白らと共に評価され、1970年以降、再評価が進みました。2016年の「生誕300年記念 若冲展」では、入館待ちが5時間以上になるほどの人気を集め、その独創性と技巧が再び注目されています。

■作品概要

動植綵絵 薔薇小禽図(どうしょくさいえ/ばらしょうきんず)宝暦11年(1761年)頃 - 明和2年(1765年)頃
咲き誇る濃淡の薔薇は、生命が持つ情熱と純粋さのドラマティックな調和を奏でています。精緻を極めた描写は、花びら一枚一枚に宿る強靭な生命力を際立たせ、その華やかさは困難を乗り越えた先に待つ、輝かしい未来を予感させるようです。暗い岩場を這い上がるように広がる薔薇の蔓は、力強く上へ上へと伸びる希望の象徴であり、観る者の心に静かなる興奮をもたらします。

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伊藤若冲 の 薔薇小禽図 は、江戸時代 中期の花鳥画 の傑作であり、精密描写 と濃彩 を用いた彩色画 の技術が際立っています。この日本画 の特徴は、薔薇 と小禽 の生命力 に満ちたドラマティック な表現であり、絹本着色 の技法により、鮮やか で華やか な世界を創出しています。奇想の画家 と呼ばれた彼の革新性 は、伝統美 の中に新しい構図 を生み出し、琳派 の影響を受けつつも独自性を確立し、京都 を拠点に活躍した植物画 と鳥類描写 の達人として知られています。

■サイズ

・A4/ 210mm×297mm 
・A3/297mm×420mm
・A2/420mm×594mm

■材質
…本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード

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