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二見ヶ浦 21-100257

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
購入数
光と影が紡ぎ出す新版画の色彩美と波間にたゆたう幻想的な情景
空を彩る薄紅色と海面の深い藍色が溶け合うような色彩設計は、新版画の真骨頂と言えるでしょう。岩肌の重厚な質感や、水面に映り込む影の繊細な揺らぎが、木版画とは思えないほどの圧倒的な臨場感を生み出しています。

■アーティスト
川瀬巴水(かわせ はすい)(1883年(明治16年)5月18日 - 1957年(昭和32年) 11月27日)
大正・昭和期に活躍した浮世絵師であり、版画家です。衰退しつつあった日本の浮世絵版画を復興させるべく、新たな浮世絵版画である「新版画」を確立した人物として知られています。1883年(明治16年)に東京で生まれた巴水は、幼い頃から絵画に興味を持ち、日本画を学びました。その後、版元の渡邊庄三郎と出会い、木版画の制作を始めます。 巴水の作品は、日本の美しい風景を情緒豊かに描き出したものが多く、特に旅情を誘う風景版画は高い評価を受けています。彼は全国各地を旅して取材を行い、四季折々の風景や人々の生活を描き出しました。その作品は、単なる風景描写にとどまらず、そこに生きる人々の息遣いや、時間とともに移り変わる光や空気感までも表現しています。
巴水の作品は、日本国内だけでなく、海外でも高く評価されており、スティーブ・ジョブズも彼の作品を愛した一人として知られています。

■作品概要
二見ヶ浦
薄桃色に染まる暁の空が夫婦岩を結ぶ注連縄を照らし、神々しい夜明けの情景を描いています。茜色の空と紺碧の海が織りなす聖なる夜明けの静寂と夫婦岩の絆 水平線の彼方から広がる薄紅色のグラデーションが、夜の帳が降りた海を優しく包み込んでいます。静かに佇む二見ヶ浦の夫婦岩を太い注連縄が固く結び、自然への畏敬の念と夫婦の変わらぬ絆を象徴するかのようです。巴水が捉えたこの一瞬の静寂は、観る者の心に清らかな安らぎを授け、新しい一日の始まりを神聖な旅情とともに物語っています。
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浮世絵の精神を継承した新版画の傑作であるこの作品は、川瀬巴水が二見ヶ浦の日の出に漂う旅情を込めて描いた伝統芸術の極致であり、夫婦岩の静謐な姿を見事に捉えています。卓越した技巧による彩色と構成で表現された木版画には、夜明けの魂と情熱がかつての旅の記憶として刻まれています。圧倒的な迫力と躍動を秘めた臨場感は、華やかで粋な様式美とともに、現代を生きる私たちの心を深く魅了し続けます。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
浮世絵 川瀬巴水 新版画 旅情 芸術 傑作 伝統 文化 技巧 彩色 構成 木版画 魂 情熱 記憶 迫力 躍動 臨場感 華やか 粋 様式美 二見ヶ浦 夫婦岩 日の出

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