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桜に河原鶸 19-100222

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
購入数
桜と鶸色(ひわいろ)、日本の春を象徴する色彩の出会い
白い桜の花びらと赤褐色の若葉、そして黄緑の河原鶸(かわらひわ)。この組み合わせは、日本の春の色彩をそのまま凝縮しています。「鶸色」として古来より愛されてきた河原鶸の黄緑は、桜の白と若葉の赤褐と響き合い、清々しい春の空気をもたらしています。

■アーティスト
今尾景年(いまお けいねん、1845年〈弘化2年〉8月12日 - 1924年〈大正13年〉10月5日)
幕末から大正時代にかけて活躍した日本画家で、京都画壇の重鎮として知られます。幼少期より絵に親しみ、四条派の柴田義董や円山派の塩川文麟に師事し、伝統的な日本画の技法を学びました。写実的かつ繊細な筆致で知られ、花鳥画、山水画、美人画など多彩なジャンルを手がけました。景年は、明治以降の日本画再興運動において中心的な役割を果たし、京都府画学校(現・京都市立芸術大学)の設立にも関与。後進の育成に尽力し、竹内栖鳳ら近代日本画の巨匠たちを輩出しました。その画風は伝統を踏まえつつも、時代の美意識に応じて洗練され、装飾性や詩情に富んでいます。帝室技芸員にも任命されるなど公的にも高く評価され、国内外の博覧会で受賞歴も多く、日本画の近代化に大きな貢献を果たしました。今尾景年は、明治から大正にかけての美術界において、日本画の正統と革新を架け橋のように繋いだ重要な存在です。

■作品概要
桜に河原鶸(さくらにかわらひわ)
春が、枝の上で鳴いています。白い桜の花が満開に咲き誇る枝に、二羽の河原鶸が降り立ちました。一羽は花をついばむように枝先に止まり、もう一羽は翼を半開きにしながら何かを訴えるようにくちばしを開いています。写生を生涯の柱とした画家が、この春の一瞬を紙の上に封じ込めました。黄緑色の羽根に黄色の翼模様、太くて力強い嘴。河原鶸の特徴が、細密な筆致で丁寧に描き込まれています。白い桜の花びら、赤褐色の若葉、灰色の枝。この春の色彩の中で、鶸色の二羽は生き生きと輝いています。「鶸色」という言葉が生まれるほど、日本人はこの鳥の黄緑を愛でてきました。鎌倉時代から江戸時代まで、その色は着物や装束に使われ続けました。景年の筆が捉えたのは、鳥の姿だけではない。日本人が長い時間をかけて積み重ねてきた、自然への愛情そのものです。桜と河原鶸。春の命が、今ここに息づいています。
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今尾景年が1892年から1911年の間に描いた「桜に河原鶸」は、明治・大正期の京都画壇四条派を代表する花鳥画の傑作で、満開の白い桜と赤褐色の若葉が織りなす春の空間に二羽の河原鶸が生き生きと佇む構図が「綺麗濃褥」と評された景年の色彩美学で表現されています。古来より「鶸色」として愛されてきた河原鶸の黄緑の羽根と翼の黄色模様を精密に描き込んだ細密描写と、翼を広げ嘴を開く一羽が画面に吹き込む動きの詩情が自然への深い愛情を示し、桜と命の春の輝きが共鳴しています。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。


■キーワード
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