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ダナエ 17-100037

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4短辺正方形(21×21cm)
A3短辺正方形(29.7×29.7cm)
A2短辺正方形(42×42cm)
購入数
黄金が神になる、素材そのものが神話を体現
金箔を使った黄金の粒は単なる装飾ではありません。ゼウスそのものです。クリムトは絵の具で「黄金の雨」を描くのではなく、本物の金箔を使うことで、絵画の中で神話を現実にしました。ビザンティン美術において金は神の光を意味し、クリムトはその伝統を引き継ぎながら、神聖なものを宗教から神話へ、そして官能へと変換させています。素材と主題が完璧に一致した、西洋絵画史における稀有な達成です。

■アーティスト
Gustav Klimt [ グスタフ・クリムト ](1862-1918)
19世紀末から20世紀初頭にかけてウィーンで活躍した、象徴主義を代表する画家です。伝統的な美術界に反旗を翻し、「ウィーン分離派」を創設して初代会長を務めました。最大の特徴は、金箔を多用した「黄金様式」と呼ばれる装飾的なスタイルです。代表作『接吻』に見られるように、緻密な幾何学模様と官能的な表現を融合させ、愛や死、エロティシズムといった根源的なテーマを描き出しました。平面的な装飾性と、写実的な人物像の対比が生み出す幻想的な世界観は、当時のウィーンの退廃的な美意識を象徴しています。また、日本の浮世絵や琳派といった「ジャポニスム」の影響も色濃く反映されており、その独自の様式美は現代のデザインやファッション界にも大きな影響を与え続けています。華やかな黄金の輝きの裏に、人間の内面の葛藤や生命の儚さを秘めた、唯一無二の芸術家です。

■作品概要
Danae (1907)
赤褐色の髪の女性が目を閉じて丸まり、その胸元に黄金の粒が降り注いでいます。ギリシャ神話の最も官能的な場面を、クリムトは黄金様式の絶頂期に描きました。ダナエはアルゴスの王女。父に塔に幽閉された彼女のもとに、ゼウスが黄金の雨に姿を変えて降り注ぎ、英雄ペルセウスが生まれたという神話です。クリムトはその神聖な受胎の瞬間を、これほど親密に、これほど官能的に描きました。女性の白い肌と黄金の粒の対比、丸く縮まった胎児のような身体の姿勢、半ば開いた唇と閉じた目。恍惚と夢の境界にある表情。右下の紫と金の装飾布が画面に深みを与え、左上の漆黒の闇が黄金の輝きをさらに際立たせています。神が女性に降り注ぐという神話の構造を、クリムトは金箔という素材そのもので体現しました。黄金が絵の具ではなく本物の黄金であることが、この作品に神話的なリアリティを与えています。
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グスタフ・クリムトが1907年に描いた「ダナエ」は、ゼウスが黄金の雨に姿を変えて王女ダナエに降り注ぐギリシャ神話の受胎の瞬間を、本物の金箔という素材そのもので神話を体現した黄金様式絶頂期の傑作で、胎児のように丸まった女性の白い肌に黄金の粒が降り注ぐ構図が官能と神聖の境界を溶かしています。素材と主題が完璧に一致した西洋絵画史における稀有な達成として、また生命の神秘への問いを神話の形で描いた「接吻」と並ぶ黄金様式の頂点としての名作です。

■サイズ
・A4/ 210mm×210mm 
・A3/ 297mm×297mm
・A2/ 420mm×420mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
クリムト ダナエ 油彩 金箔 黄金様式 ギリシャ神話 ゼウス 黄金の雨 受胎 官能 裸体 アール・ヌーヴォー ウィーン世紀末 象徴主義 西洋絵画 近代美術 グスタフ・クリムト 名画 複製画 コレクション オーストリア 神話 生命

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