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金魚 25-100074

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4短辺正方形(21×21cm)
A3短辺正方形(29.7×29.7cm)
A2短辺正方形(42×42cm)
購入数
揺らめく薄紅のヒレが織りなす幻想的な世界
金魚の体とヒレに用いられた水彩のような滲む色彩の表現は、伝統的な水墨画の詩情を感じさせます。小原古邨は新版画の技術を駆使し、水の透明感と金魚の生命感を両立させました。

■アーティスト
小原古邨 [ おはらこそん ] (1877-1945)
本の画家・木版画の下絵師で、花鳥画を中心に活躍しました。本名は小原又雄で、加賀国(現・石川県)出身。鈴木華邨に学び、フェノロサの影響を受けながら、アメリカ向けの花鳥画を多く制作しました。初期は肉筆画を発表し、版元・松木平吉の依頼で版画の下絵を手掛けました。大正時代には「祥邨」、昭和初期には「豊邨」と号を改め、渡辺版画店などを通じて多くの作品を発表。彼の版画は、伝統的な浮世絵技法と写実的な表現を融合させた独自のスタイルで評価されています。作品は主に海外輸出向けで、ボストン美術館や大英博物館などに所蔵。近年、日本国内でも展覧会が開催され、その芸術性が再評価されています。

■作品概要
金魚
金魚の長く流れる薄紅のヒレは、まるで水中に咲いた花びらのように優雅に揺らめいています。小原古邨の繊細な筆遣いによって表現された水中の光と影は、作品全体に幻想的な雰囲気を与え、金魚が生きる静寂な水の世界へと鑑賞者を引き込みます。一瞬の動きを切り取ったような美がここにあります。
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小原古邨の花鳥画の新版画は、金魚が二匹泳ぐ姿を描いた木版画の芸術作品です。朱文金またはヴェールテールのような生き物の繊細なヒレが水の中で揺らめき幻想的な雰囲気を醸し出しています。浮世絵の伝統を受け継ぐ日本画の美術として、筆遣いと色彩の対比が美しく、和風の夏の自然の情緒を叙情的な構図で表現しており、夫婦円満を連想させます。

■サイズ
・A4短辺正方形/ 210mm×210mm 
・A3短辺正方形/ 297mm×297mm
・A2短辺正方形/ 420mm×420mm

■材質
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。


■キーワード
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