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聖アントニウスの誘惑 18-103004

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
購入数
頭上に風車小屋を戴く老婆
老婆の頭部には茅葺きの風車小屋がそのまま帽子のように据えられ、鳥たちが羽根の上に止まっています。人体と建築が違和感なく融合し、誘惑の象徴が生活の道具の姿を借りて現れています。

■アーティスト
Hieronymus Bosch [ ヒエロニムス・ボス] (1450頃-1516)
ネーデルラント(現オランダ)の画家で、中世ヨーロッパ絵画の中でも特異な存在として知られています。同時代の多くの画家が写実的な人物描写や宗教的な荘厳さを追求したのに対し、ボスは怪物・奇形生物・不条理な光景を画面に詰め込んだ独自の世界を展開しました。魚が空を泳ぎ、人間が楽器に飲み込まれ、耳が歩き回る。その奇妙なビジョンは、人間の罪や欲望に対する道徳的な警告として描かれたものと考えられています。代表作「快楽の園」は、楽園・現世・地獄の三場面で構成された大作で、無数の人物と生き物が絡み合う圧倒的な密度を持っています。一度見たら忘れられない視覚的衝撃は、現代においても色褪せません。その独創的なビジョンはピーテル・ブリューゲルをはじめ後世の画家に大きな影響を与え、シュルレアリスムの先駆けとも評されています。生涯の詳細は不明な点が多く、謎多き画家としても知られています。

■作品概要
The Temptation of St Anthony (c.1550-c.1600)
赤い衣の修道士が卓に肘をつき、静かに手を組んでいます。背後では村が燃え、空には奇怪な生き物が群れをなして飛んでいます。老婆の姿をした頭部には、風車小屋がそのまま帽子のように載せられ、家屋の窓からは裸の女が顔を覗かせています。水面には帆船と手の形をした奇妙な物体が浮かび、魚の頭部が岸辺に転がっています。修道士の視線は正面を向いたまま、これらの光景に動じる様子を見せません。誘惑は劇的な事件としてではなく、日常の延長線上に淡々と存在しています。卓上の林檎ひとつが、静けさの中に置かれています。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
ヒエロニムス・ボス 聖アントニウスの誘惑 隠者聖人 修道士 誘惑図 板絵 油彩 16世紀 フランドル絵画 ネーデルラント絵画 宗教画 幻想絵画 怪物図像 風車小屋 老婆 燃える村 空想生物 帆船 魚頭 象徴表現 中世末期 悪魔的図像 隠遁生活 静物 林檎 数珠 田園風景 荒廃 誘惑と静観

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