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キリストの捕縛 18-103005

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
購入数
群衆に紛れる仮面のような顔
人々の間に一つ、明らかに作り物めいた顔が挟み込まれています。周囲の生身の表情と質感を異にしながらも違和感なく配置され、群衆の悪意そのものが形を持って現れたかのようです。

■アーティスト
Hieronymus Bosch [ ヒエロニムス・ボス] (1450頃-1516)
ネーデルラント(現オランダ)の画家で、中世ヨーロッパ絵画の中でも特異な存在として知られています。同時代の多くの画家が写実的な人物描写や宗教的な荘厳さを追求したのに対し、ボスは怪物・奇形生物・不条理な光景を画面に詰め込んだ独自の世界を展開しました。魚が空を泳ぎ、人間が楽器に飲み込まれ、耳が歩き回る。その奇妙なビジョンは、人間の罪や欲望に対する道徳的な警告として描かれたものと考えられています。代表作「快楽の園」は、楽園・現世・地獄の三場面で構成された大作で、無数の人物と生き物が絡み合う圧倒的な密度を持っています。一度見たら忘れられない視覚的衝撃は、現代においても色褪せません。その独創的なビジョンはピーテル・ブリューゲルをはじめ後世の画家に大きな影響を与え、シュルレアリスムの先駆けとも評されています。生涯の詳細は不明な点が多く、謎多き画家としても知られています。

■作品概要
The Arrest of Christ (c.1530-c.1550)
群像がキリストを取り囲み、顔と顔がひしめき合っています。ユダの接吻を受けたばかりのキリストは目を伏せ、周囲の男たちは剣や松明を手にしています。仮面のような顔が一つ、群衆の中に紛れ込み、生身の表情と見分けがたく並んでいます。誰の顔も誇張され、憎悪や好奇心がそのまま形になっています。金属の甲冑や装飾品が光を照り返し、暗い背景の中で人物だけが浮かび上がっています。捕縛という暴力的な瞬間でありながら、群衆の密集そのものが主題であるかのように、顔と顔の応酬が全体を支配しています。キリストの静けさだけが、その渦の中心で揺らぐことなく保たれています。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
ヒエロニムス・ボス キリストの捕縛 ユダの接吻 逮捕の場面 群像表現 板絵 油彩 16世紀前半 フランドル絵画 ネーデルラント絵画 宗教画 新約聖書 受難伝 仮面 顔の表現 剣 松明 甲冑 暗闇の背景 密集構図 憎悪の表情 群衆心理 象徴表現 中世末期 肖像的描写 光と影 緊張感 静謐なキリスト

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