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この人を見よ 18-103007

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
購入数
石壁に刻まれた金文字
石壁の一角には金色の文字が刻まれ、救いを乞う言葉が読み取れます。背景に広がる運河と塔のある町並みは、裁きの場の緊迫とは無関係に、変わらぬ日常の相貌を保ったまま描かれています。

■アーティスト
Hieronymus Bosch [ ヒエロニムス・ボス] (1450頃-1516)
ネーデルラント(現オランダ)の画家で、中世ヨーロッパ絵画の中でも特異な存在として知られています。同時代の多くの画家が写実的な人物描写や宗教的な荘厳さを追求したのに対し、ボスは怪物・奇形生物・不条理な光景を画面に詰め込んだ独自の世界を展開しました。魚が空を泳ぎ、人間が楽器に飲み込まれ、耳が歩き回る。その奇妙なビジョンは、人間の罪や欲望に対する道徳的な警告として描かれたものと考えられています。代表作「快楽の園」は、楽園・現世・地獄の三場面で構成された大作で、無数の人物と生き物が絡み合う圧倒的な密度を持っています。一度見たら忘れられない視覚的衝撃は、現代においても色褪せません。その独創的なビジョンはピーテル・ブリューゲルをはじめ後世の画家に大きな影響を与え、シュルレアリスムの先駆けとも評されています。生涯の詳細は不明な点が多く、謎多き画家としても知られています。

■作品概要
Ecce Homo (ca. 1490)
石造りの露台に、荊冠を戴いたキリストが引き出されています。ピラトは傍らで手を広げ、群衆へ向けて何かを語りかけています。青い布を纏わされたキリストの体には鞭打ちの痕が見え、視線は虚空に向けられたまま定まりません。下段では聖職者や市民が入り交じり、口々に何かを叫んでいるように描かれています。石壁には金色の文字が刻まれ、救済を乞う言葉が静かに残されています。背景には運河沿いの町並みが広がり、橋や塔の連なりが日常の風景として続いています。裁きの場と都市の日常が共存し、その隔たりは特に強調されることなく置かれています。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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