地獄 B 18-103016B
竪琴やリュートといった楽器に人の体が縛りつけられ、音楽が責め苦の道具として機能しています。快楽の象徴であったはずの楽器が、対岸の地獄では拷問の器具として反転して現れています。
■アーティスト
Hieronymus Bosch [ ヒエロニムス・ボス] (1450頃-1516)
ネーデルラント(現オランダ)の画家で、中世ヨーロッパ絵画の中でも特異な存在として知られています。同時代の多くの画家が写実的な人物描写や宗教的な荘厳さを追求したのに対し、ボスは怪物・奇形生物・不条理な光景を画面に詰め込んだ独自の世界を展開しました。魚が空を泳ぎ、人間が楽器に飲み込まれ、耳が歩き回る。その奇妙なビジョンは、人間の罪や欲望に対する道徳的な警告として描かれたものと考えられています。代表作「快楽の園」は、楽園・現世・地獄の三場面で構成された大作で、無数の人物と生き物が絡み合う圧倒的な密度を持っています。一度見たら忘れられない視覚的衝撃は、現代においても色褪せません。その独創的なビジョンはピーテル・ブリューゲルをはじめ後世の画家に大きな影響を与え、シュルレアリスムの先駆けとも評されています。生涯の詳細は不明な点が多く、謎多き画家としても知られています。
■作品概要
The Garden of Earthly Delights
遠景では町が炎に包まれ、闇の中に崩れた建物の輪郭が浮かんでいます。中央には卵形の胴体に木の枝の脚を持つ人物が立ち、頭上には円盤が載り、その上に人々が集っています。楽器が拷問の道具として用いられ、竪琴やリュートに人の体が絡めつけられています。手前では賭博の卓が倒れ、刃物や鍵、氷上の刃といった道具が散乱しています。青い姿の生き物が玉座のように座り、傍らの者を呑み込もうとしています。耳と刃物だけが独立した物体として宙に置かれ、持ち主の身体は見当たりません。罰は劇的に語られることなく、日常の道具がそのまま責め具として機能する光景が続いています。
■サイズ
・A4/ 210mm×297mm
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm
■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。
■キーワード
ヒエロニムス・ボス 快楽の園 快楽の園右翼 地獄 プラド美術館 三連画 板絵 油彩 卵形の人物 木の脚 燃える町 楽器の拷問 竪琴 リュート 賭博 刃物 鍵 耳のモチーフ 青い怪物 幻想絵画 象徴主義 罰と業火 中世末期 ネーデルラント絵画 宗教画 悪魔的図像 拷問具 闇の背景
お届けについて
おすすめ商品
新着商品
-
日の出III
Arthur Dove
3,450円(税込)
-
陽だまりの池
Arthur Dove
3,450円(税込)
-
山と空
Arthur Dove
3,450円(税込)
-
ノースポート港
Arthur Dove
3,450円(税込)
-
木
Arthur Dove
3,450円(税込)
-
窓の外
Arthur Dove
3,450円(税込)
-
日の出
Arthur Dove
3,450円(税込)
-
絵画芸術
Johannes Vermeer
3,450円(税込)
-
兵士と笑う女
Johannes Vermeer
3,450円(税込)
-
音楽の稽古
Johannes Vermeer
3,450円(税込)
-
赤い帽子の女
Johannes Vermeer
3,450円(税込)
-
フルートを持つ女
Johannes Vermeer
3,450円(税込)









