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黙想 15-100041

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 ノーマルブラウン
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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ANDACHT、シーレが刻んだ沈黙の言葉
シーレが作品に直接「ANDACHT(黙想)」と記したことは、この作品の解釈を決定的に導いています。信仰の場における静謐な祈りの姿勢のように、ふたりは言葉も動きも持たず、ただ共に在ることで完結しています。1913年という投獄の翌年、社会との軋轢を経たシーレが、初めて静けさと内省へと向かった転換の証ともいえます。

■アーティスト
Egon Schiele (Austrian, 1890-1918)
20世紀初頭のウィーンで鮮烈な足跡を残した表現主義を代表する画家です。グスタフ・クリムトに才能を見出され強い影響を受けましたが、やがて独自のスタイルを確立しました。最大の特徴は、鋭く力強い線描と、極端に歪められたポーズです。人間の肉体を通じて、内面にある孤独、不安、性、そして死といった生々しい感情を曝け出しました。多くの自画像を描き、自己の内面を徹底的に見つめ続けたその姿勢は、当時の倫理観を揺さぶるほど過激なものでした。彼の作品に漂う退廃的な雰囲気と、剥き出しの生命力は、100年以上経った今もなお多くの人々を惹きつけてやみません。スペイン風邪によりわずか28歳でこの世を去りましたが、短すぎる生涯の中で残された数多くの素描や油彩画は、人間の深淵を描いた芸術として高く評価されています。痛切なまでの純粋さが宿る画家です。

■作品概要
Devotion (1913)
ふたりの人物が、肩を並べて立っています。顔はわずかに向き合い、言葉を交わすでも、触れ合うでもなく。ただ、互いの存在の重さを感じながら、沈黙の中に佇んでいます。1913年、シーレ23歳。「ANDACHT」、黙想、敬虔、内なる集中。シーレ自身が作品に記したこの言葉は、宗教的な祈りというより、深い内省と静寂への傾倒を示しています。性別を示す手がかりを一切与えず、ただふたりの人物が共に在る。その事実だけが、満ちています。金茶と緑が激しく交錯する衣服の筆触は、それぞれの内面の複雑さを可視化しています。頭部だけに集中した赤・青・橙の色彩の断片が、衣服の重厚な色調と対比をなして、生命の宿る場所を静かに指し示しています。ふたりで在ることの、静かな黙想です。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
エゴン・シーレ 黙想 Andacht Devotion 1913年 表現主義 ウィーン世紀末 オーストリア絵画 水彩 グワッシュ 素描 金茶 緑 二人 寓意 内省 沈黙 近代絵画 20世紀絵画 ウィーン分離派 祈り 敬虔 内面表現 告白的絵画 魂の肖像 筆触 レオポルド美術館 人物画 静寂 黙想




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