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エウゲニア・プリマヴェージの肖像 17-100036

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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花の光輪、パトロンへの最大の賛辞
背後の緑の楕円形に咲き乱れる花々は、宗教画における聖人の光輪を思わせます。エウゲニアはウィーン工房の熱心なパトロンとして、クリムトや分離派の芸術家たちを財政的に支援していました。クリムトはその感謝と敬意を、彼女を花の光輪で包むという形で表現しました。

■アーティスト
Gustav Klimt [ グスタフ・クリムト ](1862-1918)
19世紀末から20世紀初頭にかけてウィーンで活躍した、象徴主義を代表する画家です。伝統的な美術界に反旗を翻し、「ウィーン分離派」を創設して初代会長を務めました。最大の特徴は、金箔を多用した「黄金様式」と呼ばれる装飾的なスタイルです。代表作『接吻』に見られるように、緻密な幾何学模様と官能的な表現を融合させ、愛や死、エロティシズムといった根源的なテーマを描き出しました。平面的な装飾性と、写実的な人物像の対比が生み出す幻想的な世界観は、当時のウィーンの退廃的な美意識を象徴しています。また、日本の浮世絵や琳派といった「ジャポニスム」の影響も色濃く反映されており、その独自の様式美は現代のデザインやファッション界にも大きな影響を与え続けています。華やかな黄金の輝きの裏に、人間の内面の葛藤や生命の儚さを秘めた、唯一無二の芸術家です。

■作品概要
Portrait of Eugenia Primavesi (1913)
燃えるような黄金色の背景に、花柄の鮮やかな衣装をまとった女性が静かにこちらを見ています。クリムトの肖像画の中でも最も色彩豊かな一枚です。エウゲニア・プリマヴェジはウィーンの裕福な銀行家の妻で、ウィーン工房の重要なパトロンでもありました。彼女の背後には花々が咲き乱れる緑の光輪のような装飾が広がり、まるで花の女神のように彼女を包んでいます。衣装は赤・ピンク・紫・緑・青が混在する大胆な花柄。その鮮烈さにもかかわらず、彼女の顔は驚くほど落ち着いて、静かにこちらを見ています。燃える黄金の背景、花の光輪、花柄の衣装。これほど多くの「花」が一枚に溢れているのに、不思議と品があります。クリムトの「黄金様式」が金箔から黄色い絵の具へと移行しつつある時期の作品で、より自由な筆触と豊かな色彩が「接吻」の時代とは異なる成熟を示しています。花に包まれた女性の肖像として、クリムト芸術の頂点のひとつです。
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グスタフ・クリムトが1913年に描いた「エウゲニア・プリマヴェジの肖像」は、燃える黄金色の背景と花々が咲き乱れる緑の光輪に包まれ赤・ピンク・紫・緑の大胆な花柄衣装をまとったウィーン工房の重要なパトロンを描いた色彩豊かな傑作で、金箔から絵の具の黄色へと移行する晩年様式への転換点を示しています。花の光輪でパトロンへの敬意を表し、自由な筆触と豊かな色彩が「接吻」の時代とは異なる成熟を示す名画です。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。


■キーワード
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