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ニッコロ・マキャベリ 17-200005

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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失意の夜に生まれた『君主論』
1513年、友人ヴェットーリに宛てた手紙には、夕暮れに書斎へ入り、古代の人々と対話するひとときだけが心を満たすと記されています。政治の現場を追われた経験と、古典との静かな対話。その二つが重なって、理想ではなく現実の人間を見つめる政治思想が形づくられていきました。

■アーティスト
Santi di Tito
ルネサンス後期からマニエリスム期にかけて活躍したイタリアの画家です。フィレンツェで活動し、特に肖像画と宗教画で名声を得ました。彼のスタイルは、マニエリスム特有の誇張や奇抜さから離れ、より自然で写実的な表現へと回帰する傾向を示しています。彼は、人物の内面や感情を深く掘り下げて描くことを得意とし、その作品は静かで落ち着いた雰囲気を持ちながらも、強い存在感を放っています。代表作としては、ニッコロ・マキアヴェッリの肖像画が特に有名で、彼の知的で鋭い眼差しを見事に捉えています。

■作品概要
Niccolò Machiavelli
ルネサンス期の思想家、ニッコロ・マキアヴェッリ。サンティ・ディ・ティートの筆によって、彼の鋭い知性と、内に秘めた複雑な感情が克明に捉えられています。その目は、まるでこの世の真実を見抜くかのように静かに輝き、薄い唇に浮かぶ、笑みとも皮肉ともつかない表情。フィレンツェ共和国の書記官として各地の宮廷を駆け回り、権力の素顔を間近で見てきた男です。1512年、メディチ家の復帰とともに職を追われ、翌年には陰謀の嫌疑で投獄と拷問。釈放後は郊外の山荘に退き、昼は村人と賭け事に興じる日々でした。けれど夜になると、泥にまみれた服を脱ぎ、宮廷にふさわしい衣に着替えて書斎へ入ったと、友人への手紙に綴っています。古代の賢人たちと語り合うために。目の前の不遇から、国とは何か、人とは何かという問いへ。その視線の高さが、『君主論』を生みました。冷酷な策略家として語られがちな名前の陰に、問い続けることをやめなかった一人の思索者の姿。思うようにいかない日の夜、少しだけ遠くを見てみる。その静かな習慣が、彼の顔には宿っているようです。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm
・A3/ 297mm×420mm 
・A2/ 420mm×594mm 

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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