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家の壁(窓) 15-100146

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 A4(21×29.7cm)A3(29.7×42cm)A2(42×59.4cm)
半光沢紙
フォトマット紙
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屋根瓦の律動、時間が積み重なる水平の連なり
二分するように横断する屋根瓦の帯は、細かな筆触が幾重にも重なり、時間と風雨に晒された建物の歴史を体に纏っています。褐色・灰色・橙が混ざり合うこの瓦の描写は、シーレが建築物に対しても人体と同じ観察眼を向けていたことを示しています。均一でありながら微妙に異なる一枚一枚の瓦が、この壁に生きた質感と呼吸を与えています。

■アーティスト
Egon Schiele (Austrian, 1890-1918)
20世紀初頭のウィーンで鮮烈な足跡を残した表現主義を代表する画家です。グスタフ・クリムトに才能を見出され強い影響を受けましたが、やがて独自のスタイルを確立しました。最大の特徴は、鋭く力強い線描と、極端に歪められたポーズです。人間の肉体を通じて、内面にある孤独、不安、性、そして死といった生々しい感情を曝け出しました。多くの自画像を描き、自己の内面を徹底的に見つめ続けたその姿勢は、当時の倫理観を揺さぶるほど過激なものでした。彼の作品に漂う退廃的な雰囲気と、剥き出しの生命力は、100年以上経った今もなお多くの人々を惹きつけてやみません。スペイン風邪によりわずか28歳でこの世を去りましたが、短すぎる生涯の中で残された数多くの素描や油彩画は、人間の深淵を描いた芸術として高く評価されています。痛切なまでの純粋さが宿る画家です。

■作品概要
House wall (window) (1914)
窓が、並んでいます。ただそれだけ。人物も空も地平線も、何もない。あるのは壁と屋根と窓の繰り返しだけ。それでも、奇妙な生命の気配が漂っています。1914年、シーレ24歳。閉じた窓は閉じ込めと内省の感覚を示唆しており、窓の空洞は孤立のテーマと繋がりへの探求をいっそう強調しています。赤・青・橙の窓枠が規則的な灰白色の壁面に点在し、無機質な建築物に感情の色を与えています。屋根瓦の細かな筆触が水平に連なり、画面にリズムと時間の厚みをもたらしています。シーレは人間の性質を自然や建物に見出しており、灯りのともった窓は夜に瞬く目のように見えると語っていました。人の不在。しかし窓は目であり、壁は皮膚であり、この建物はどこか生きた身体のように佇んでいます。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
エゴン・シーレ 家の壁 窓 House Wall 1914年 表現主義 ウィーン世紀末 オーストリア絵画 油彩 キャンバス 建築 窓 屋根瓦 ベルヴェデーレ美術館 ウィーン 近代絵画 20世紀絵画 ウィーン分離派 都市景観 人不在 内面表現 告白的絵画 魂の風景 灰白色 赤 青 橙 筆触 水平 孤独



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