365日出荷 ★ 全国送料無料 ★ 安心の国内発送

三代目嵐璃寛 道風 31-102003

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
購入数
静寂の中に宿る情熱と役者の魂
三代目嵐璃寛の気迫に満ちた表情は、舞台上の熱気と役者の息遣いをそのまま紙面に定着させたかのようです。道風という人物が抱える書道への狂おしいまでの執着が、切れ長の瞳の奥に宿る静かな光によって表現されており、平安の情景へと引き込む強い引力を放っています。浮世絵特有のデフォルメが効いた造形でありながら、そこには血の通った人間としての苦悩と、神域に達しようとする芸術家の覚悟が克明に刻まれています。

■アーティスト
歌川国升 [ うたがわくにます ] (19世紀前半)
歌川貞升(のち国升)は、初代歌川国貞の門人で、姓を三谷といい、大坂船場の素封家に生まれました。 初代歌川豊国の流れをくむ系譜の中で活動し、主に役者絵や武者絵を手がけました。作風は派手さよりも端正さを重んじ、人物の姿態や表情を落ち着いた筆致で描く点に特徴があります。背景や衣装の描写も過度な装飾に頼らず、舞台の空気や人物の存在感を丁寧に伝えようとする姿勢が見られます。国芳や国貞といった個性の強い同門絵師に比べると目立つ存在ではありませんが、歌川派の表現の幅を支えた一人として重要です。その作品からは、江戸の芝居文化や武勇譚を静かに記録し伝えようとする誠実な眼差しが感じられます。
長らく貞升と国升は別人と混同されることがありましたが、署名の変化や作風の連続性、活動時期の重なりを丹念に検証した研究によって、同一人物であることが明らかになりました。特に、国貞が三代目歌川豊国を襲名した前後で画号が「貞升」から「国升」へ移行している点は決定的な手がかりとなりました。

■作品概要
三代目嵐璃寛 小野道風
圧倒的な色彩と繊細な描線が、平安の書聖として知られる小野道風の苦悩と悟りの瞬間を鮮烈に描き出しています。この作品は三代目嵐璃寛が演じる舞台の一場面を捉えたものであり、単なる役者絵の枠を超えて、人間の内面に潜む挫折と再起のドラマを重厚に物語っています。柳の枝に何度も飛びつこうとする蛙の姿に自身の才能を重ね合わせ、諦念の淵で揺れ動く道風の心情が、その鋭い眼差しと固く結ばれた口元から痛いほどに伝わってきます。淡い青の装束に散りばめられた豪華な文様は、彼の高潔な身分を象徴すると同時に、冷徹なまでの美意識を感じさせます。背景に描かれた柳の葉は、風に翻弄される運命を暗示しながらも、しなやかに生きる強さを訴えかけ、一振りの扇を握る手に込められた力感が、静寂の中に激しい情熱の火花を散らしています。
----------------------
江戸時代の伝統芸能である歌舞伎の熱狂を伝える三代目嵐璃寛の小野道風は、歌川国升の手によって描かれた上方絵の傑作です。役者絵や芝居絵という形式を借りながらも、日本美術が誇る木版画の技術を駆使して、伝説の書聖が経験した挫折と再起の物語をドラマチックに表現しています。柳に蛙のエピソードで知られる道風の執念は、舞台上の役者の魂と共鳴し、精緻な彩色と計算し尽くされた構図によって永遠の美へと昇華されました。芸術的な価値だけでなく歴史的な資料としても貴重なこの作品は、古美術や骨董の分野で高く評価されており、江戸の民衆が愛した芝居の興奮を今に伝えています。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
三代目嵐璃寛 小野道風 歌川国升 浮世絵 役者絵 芝居絵 木版画 江戸時代 上方絵 日本美術 伝統芸能 歌舞伎 舞台 芸術 古美術 骨董 書聖 柳に蛙 挫折 再起 執念 彩色 構図 ドラマチック 伝説 歴史

お届けについて

おすすめ商品

新着商品

こちらの商品が
カートに入りました

三代目嵐璃寛 道風

三代目嵐璃寛 道風

または、今すぐ購入

Amazon Payで決済中です。

そのままお待ちください。
決済が完了すると、自動で画面が切り替わります。