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指を広げた自画像 15-100037

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 ノーマルレッド
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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視線と指先が語る、魂のドラマ。シーレが解き放つ、内なる感情の表出
画家の鋭い視線と広げた指先が、見る者の心に深く語りかける作品です。

■アーティスト
Egon Schiele (Austrian, 1890-1918)
エゴン・シーレは、オーストリア表現主義を代表する画家で、鋭い線描と大胆な構図で知られています。彼の作品は、肉体と精神の深層をえぐり出すような激しいエネルギーを宿し、人物画や自画像では歪んだポーズや露骨な官能性が特徴です。グスタフ・クリムトの後継者ともされ、早くからその才能を認められましたが、過激な表現は当時の社会に大きな波紋を呼びました。28歳という若さでスペイン風邪により急逝しましたが、その短い生涯で残した作品は、20世紀のモダンアートに強烈な影響を与え続けています。死と性、孤独と欲望を赤裸々に描いたシーレの世界は、今なお多くの人々を魅了しています。

■作品概要
Self-Portrait with Splayed Fingers (1911)
上半身が描かれたシーレ自身が、左手を鑑賞者の方に向けて指を広げたポーズをとっています。彼の自画像に特徴的な、痩せ細った身体つきと、骨ばった手足の描写が顕著です。顔は横向きで、口を大きく開け、苦悶とも恍惚ともとれるような表情を浮かべています。肌には赤や紫、緑といった色が部分的に大胆に用いられ、生々しさや内面的な感情の激しさを表現しています。背景はほとんど描かれず、人物像が白い空間に孤立して存在することで、その身体と感情表現に視線が集中するようになっています。この作品は、シーレが自身の身体を媒介として、人間の深層心理、特に不安や苦悩、そして生の本質を赤裸々に探求しようとした、彼の表現主義的なアプローチを象徴する一枚と言えるでしょう。

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エゴン・シーレの表現主義デッサン『指を広げた自画像』は、男性像の身体性と感情豊かな内面を捉えた傑作アート絵画です。このおしゃれでモダンな作品は、インテリアとしてリビング、寝室、書斎、玄関など部屋の飾り方で独特の存在感を放ち、オーストリアの芸術的な雰囲気を自宅で感じさせてくれる人気のアイテムです。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。


■キーワード
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