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二人の友人 15-100038

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 ボーダーノーマル
A4短辺正方形(21×21cm)
A3短辺正方形(29.7×29.7cm)
A2短辺正方形(42×42cm)
購入数
触れあう輪郭線、線が語る親密さの構造
ふたりの身体の輪郭線は、部分的に重なり合い、どこからが一方でどこからが他方か曖昧になる箇所があります。この境界の溶解は、ふたりの親密さを象徴的に表現しながら、シーレが線描において追求した「接触と分離の同時表現」の極致といえます。完成されているようで途切れ、途切れているようで繋がる。この線の呼吸が、ふたりの関係の複雑な親密さを静かに体現しています。

■アーティスト
Egon Schiele (Austrian, 1890-1918)
20世紀初頭のウィーンで鮮烈な足跡を残した表現主義を代表する画家です。グスタフ・クリムトに才能を見出され強い影響を受けましたが、やがて独自のスタイルを確立しました。最大の特徴は、鋭く力強い線描と、極端に歪められたポーズです。人間の肉体を通じて、内面にある孤独、不安、性、そして死といった生々しい感情を曝け出しました。多くの自画像を描き、自己の内面を徹底的に見つめ続けたその姿勢は、当時の倫理観を揺さぶるほど過激なものでした。彼の作品に漂う退廃的な雰囲気と、剥き出しの生命力は、100年以上経った今もなお多くの人々を惹きつけてやみません。スペイン風邪によりわずか28歳でこの世を去りましたが、短すぎる生涯の中で残された数多くの素描や油彩画は、人間の深淵を描いた芸術として高く評価されています。痛切なまでの純粋さが宿る画家です。

■作品概要
Zwei Freundinnen (Two Friends) (1912)
ふたつの裸体が、寄り添うように重なっています。抱き合っているのでも、離れているのでもなく、ただ互いの存在を確かめるように、身体と身体が静かに接している。1912年、シーレ22歳。投獄という試練の年に描かれたこの作品には、孤独の対極にあるものへの静かな希求が漂っています。青みがかった髪を持つ女性は頭を伏せ、金色の髪の女性は膝を抱えて身を丸める。ふたりの輪郭線は極めて繊細で、余白の中に溶け込むように引かれ、色彩は髪だけに集中しています。青と金、対照的なふたつの色が、この作品の核心です。互いに異なりながら、同じ空間に共存するふたつの存在。肌に点在する赤い色斑が、生きていることの痕跡のように静かに輝いています。触れることで、孤独は癒えるのか。

■キーワード
エゴン・シーレ ふたりの友 Zwei Freundinnen 1912年 表現主義 ウィーン世紀末 オーストリア絵画 水彩 素描 線描 女性ヌード 裸体画 青 金 余白 親密さ 近代絵画 20世紀絵画 ウィーン分離派 身体表現 内面表現 孤独 官能 告白的絵画 魂の線 触れあい 色彩対比 二人 沈黙 調和

■サイズ
・A4/ 210mm×210mm 
・A3/ 297mm×297mm
・A2/ 420mm×420mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。



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