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ベートーヴェン・フリーズ 敵対勢力 17-100033

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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テュフォンと三つの悪、「人類の敵」の視覚化
中央の巨大な類人猿的存在はギリシャ神話の怪物テュフォン、全ての悪の根源とされる存在です。その左側のゴルゴン三姉妹は病気・狂気・死の擬人化であり、右側の豊満な女性たちは官能・不節制・放蕩を象徴しています。クリムトはこれらの抽象的な概念を、具体的な人物として視覚化しました。善悪・美醜・理性と本能、全ての対立が一枚に凝縮されています。

■アーティスト
Gustav Klimt [ グスタフ・クリムト ](1862-1918)
19世紀末から20世紀初頭にかけてウィーンで活躍した、象徴主義を代表する画家です。伝統的な美術界に反旗を翻し、「ウィーン分離派」を創設して初代会長を務めました。最大の特徴は、金箔を多用した「黄金様式」と呼ばれる装飾的なスタイルです。代表作『接吻』に見られるように、緻密な幾何学模様と官能的な表現を融合させ、愛や死、エロティシズムといった根源的なテーマを描き出しました。平面的な装飾性と、写実的な人物像の対比が生み出す幻想的な世界観は、当時のウィーンの退廃的な美意識を象徴しています。また、日本の浮世絵や琳派といった「ジャポニスム」の影響も色濃く反映されており、その独自の様式美は現代のデザインやファッション界にも大きな影響を与え続けています。華やかな黄金の輝きの裏に、人間の内面の葛藤や生命の儚さを秘めた、唯一無二の芸術家です。

■作品概要
Beethovenfries; Die feindlichen Gewalten (Tafel 1, Stirnwand) / Beethoven Frieze; The Hostile Forces (panel 1, front wall) (1901)
怪物が、口を開けています。中央に巨大な類人猿のような存在が牙を剥き、その左右に人類を脅かす悪の諸力が展開されています。グスタフ・クリムトが1902年のウィーン分離派展のために制作した「ベートーヴェン・フリーズ」。その最も暗く、最も恐ろしい場面「敵対する勢力」です。左側には蛇の髪を持つゴルゴン三姉妹、病気・狂気・死を象徴する人物たちが連なり、中央の巨大な怪物「テュフォン」がその全てを統べる悪の王として君臨しています。右側では官能と放蕩を象徴する豊満な女性たちが怪物に寄り添い、人類を誘惑しています。これはベートーヴェンの交響曲第九番をヴァーグナーが解釈したプログラムに基づいています。人類は悪の力に脅かされ、苦難の中で幸福を求め、芸術によって救済されるという物語です。クリムトの「接吻」の甘美さとは対極にある、この作品の暗く激しい力は、彼の芸術の振り幅の広さを示しています。美しいものだけでなく、恐ろしいものも、醜いものも、クリムトは全てを描きました。
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グスタフ・クリムトが1902年のウィーン分離派展のために制作した「ベートーヴェン・フリーズ;敵対する諸力」は、ベートーヴェン第九交響曲の苦難から歓喜への物語に基づき、巨大な怪物テュフォンとゴルゴン三姉妹・病気・狂気・死・官能の悪の諸力が人類に立ちはだかる場面をウィーン世紀末象徴主義の筆致で描いた壁画フリーズの核心部分です。「接吻」の甘美さとは対極にある暗く激しい力がクリムト芸術の振り幅の広さを示し、善悪・美醜・理性と本能の全てを一枚に凝縮した名画です。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
クリムト ベートーヴェン・フリーズ 敵対する諸力 フリーズ ウィーン分離派 テュフォン ゴルゴン 悪 怪物 病気 狂気 死 官能 交響曲第九番 ヴァーグナー 象徴主義 アール・ヌーヴォー ウィーン世紀末 西洋絵画 近代美術 グスタフ・クリムト 名画 複製画 コレクション

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