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男性裸体(自画像) 15-100150

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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黒の衝動、色彩を持たない表現の極限
色彩を一切排した黒一色の素描は、シーレが1912年頃に集中的に探求した表現形式です。細い輪郭線と大胆な黒の塗り込みだけで人体の量感・緊張・感情を同時に表現するこの手法は、装飾や色彩という余分なものをすべて削ぎ落とした先に残る、存在の核心への直接的なアプローチといえます。投獄という経験が、この極限の単純化をいっそう必然的なものにしていたかもしれません。

■アーティスト
Egon Schiele (Austrian, 1890-1918)
20世紀初頭のウィーンで鮮烈な足跡を残した表現主義を代表する画家です。グスタフ・クリムトに才能を見出され強い影響を受けましたが、やがて独自のスタイルを確立しました。最大の特徴は、鋭く力強い線描と、極端に歪められたポーズです。人間の肉体を通じて、内面にある孤独、不安、性、そして死といった生々しい感情を曝け出しました。多くの自画像を描き、自己の内面を徹底的に見つめ続けたその姿勢は、当時の倫理観を揺さぶるほど過激なものでした。彼の作品に漂う退廃的な雰囲気と、剥き出しの生命力は、100年以上経った今もなお多くの人々を惹きつけてやみません。スペイン風邪によりわずか28歳でこの世を去りましたが、短すぎる生涯の中で残された数多くの素描や油彩画は、人間の深淵を描いた芸術として高く評価されています。痛切なまでの純粋さが宿る画家です。

■作品概要
Male nude (Self-portrait) (1912)
黒い墨が、紙の上を走る。輪郭線は細く、影は黒々と塗り込められ、痩せ細った裸体が黄土色の地に浮かび上がります。眉を寄せ、唇を結び、まっすぐ前を見据える眼差し。怒りとも覚悟とも取れる、剥き出しの表情です。1912年、シーレ22歳。この年はニューレングバッハでの逮捕・投獄という試練の年でした。社会に、道徳に、権力に、すべてに抗うように、シーレは自らの裸体を黒だけで紙に叩きつけています。色彩を一切持たないこの作品は、シーレの素描の純粋な到達点のひとつです。細い輪郭線が身体の骨格と量感を定め、大胆な黒の塗り込みが影と感情を同時に体現しています。下半身に向かうにつれて線は荒々しくなり、身体は闇の中へと溶け込んでいくようです。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
エゴン・シーレ 男性裸体 自画像 1912年 表現主義 ウィーン世紀末 オーストリア絵画 素描 インク 黒 白 線描 裸体画 男性ヌード 余白 投獄 ニューレングバッハ 近代絵画 20世紀絵画 ウィーン分離派 自己凝視 実存 告白的絵画 魂の線 孤独 抵抗 感情 身体表現 内面表現 剥き出し



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