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私の居間(ノイレングバッハの画家の部屋) 15-100151

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 A4(21×29.7cm)A3(29.7×42cm)A2(42×59.4cm)
半光沢紙
フォトマット紙
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家具という登場人物。人不在の室内劇
ベッド・黒い戸棚・赤い椅子・細い脚のテーブルといった家具の配置は日常の習慣を漂わせながら、同時に内的な感覚を呼び起こしています。部屋そのものがひとつのキャラクターとなり、その創造者の本質を宿した空間として機能しています。シーレの他の作品では人体が主役でしたが、ここでは家具と色彩だけが物語を担い、人物の不在がかえって存在感を際立たせています。

■アーティスト
Egon Schiele (Austrian, 1890-1918)
20世紀初頭のウィーンで鮮烈な足跡を残した表現主義を代表する画家です。グスタフ・クリムトに才能を見出され強い影響を受けましたが、やがて独自のスタイルを確立しました。最大の特徴は、鋭く力強い線描と、極端に歪められたポーズです。人間の肉体を通じて、内面にある孤独、不安、性、そして死といった生々しい感情を曝け出しました。多くの自画像を描き、自己の内面を徹底的に見つめ続けたその姿勢は、当時の倫理観を揺さぶるほど過激なものでした。彼の作品に漂う退廃的な雰囲気と、剥き出しの生命力は、100年以上経った今もなお多くの人々を惹きつけてやみません。スペイン風邪によりわずか28歳でこの世を去りましたが、短すぎる生涯の中で残された数多くの素描や油彩画は、人間の深淵を描いた芸術として高く評価されています。痛切なまでの純粋さが宿る画家です。

■作品概要
Mein Wohnzimmer (Das Zimmer des Künstlers in Neulengbach) (1911) / My Living Room (The Artist's Room in Neulengbach)
誰もいない部屋が、静かに佇んでいます。赤い椅子、紫のクッション、黒い戸棚、細い脚のテーブル。生活の道具たちが、それぞれの場所に黙って置かれています。人の不在。しかしこの部屋は確かに、誰かの生の痕跡を纏っています。1911年、シーレはヴァリーとともにニューレングバッハへ移り住みました。この作品は自身の居間を描いたもので、シーレ独自の角張った線と平面的な遠近法によって、部屋に孤立と内省の感覚をもたらしています。ウィーンの閉塞から逃れた先で得た自分だけの空間。それでも、どこか落ち着かない緊張が漂っています。 床・ベッド・テーブルの線が従来の遠近法から微妙にずれており、不穏さと不安定さの雰囲気を与えています。赤・紫・黄・緑・黒、鮮やかな色彩の断片が黄土色の床に点在し、この部屋が単なる生活空間ではなく、シーレの内面を映す舞台であることを静かに告げています。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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