365日出荷 ★ 全国送料無料 ★ 安心の国内発送

裸体の少女たちの抱擁 15-100153

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 A4(21×29.7cm)A3(29.7×42cm)A2(42×59.4cm)
半光沢紙
フォトマット紙
購入数
後ろ姿という選択。閉じた世界の完結性
顔を見せないこの構図は、ふたりの間に成立した親密な世界への侵入を拒むように機能しています。シーレの作品では珍しく、こちらへの視線も挑発も存在しません。ふたつの身体が互いに向き合い、外界を遮断して完結するこの構図は、孤独をテーマにしてきたシーレが1914年頃から模索し始めた、他者との繋がりと共存という新たな主題の表れといえます。

■アーティスト
Egon Schiele (Austrian, 1890-1918)
20世紀初頭のウィーンで鮮烈な足跡を残した表現主義を代表する画家です。グスタフ・クリムトに才能を見出され強い影響を受けましたが、やがて独自のスタイルを確立しました。最大の特徴は、鋭く力強い線描と、極端に歪められたポーズです。人間の肉体を通じて、内面にある孤独、不安、性、そして死といった生々しい感情を曝け出しました。多くの自画像を描き、自己の内面を徹底的に見つめ続けたその姿勢は、当時の倫理観を揺さぶるほど過激なものでした。彼の作品に漂う退廃的な雰囲気と、剥き出しの生命力は、100年以上経った今もなお多くの人々を惹きつけてやみません。スペイン風邪によりわずか28歳でこの世を去りましたが、短すぎる生涯の中で残された数多くの素描や油彩画は、人間の深淵を描いた芸術として高く評価されています。痛切なまでの純粋さが宿る画家です。

■作品概要
Naked Girls Embracing (1914)
ふたりの裸体が、互いの背中に腕を回して抱き合っています。こちらに背を向けたまま、顔も表情も見せない。ただ、ふたつの身体が重なり合い、輪郭と輪郭が溶け合う。この作品には、シーレの他の多くの作品が持つ緊張や苦悶がありません。あるのは、ただ静かな親密さ。1914年、シーレ24歳。この頃のシーレはふたりの女性を組み合わせた構図を繰り返し探求しており、孤立した個人ではなく、他者と触れ合う存在としての人間に関心を向け始めていました。繊細な輪郭線が身体の曲線を丁寧に辿り、赤・青・緑の短い色斑が皮膚に点在しています。後ろ姿という選択が、覗き見るような感覚を与えず、むしろふたりの世界の閉じた完結性を強調しています。足元だけが衣服の名残のように描かれ、それ以外はすべて余白の中に浮かぶ純粋な身体です。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
エゴン・シーレ 抱き合う裸の少女たち Naked Girls Embracing 1914年 表現主義 ウィーン世紀末 オーストリア絵画 水彩 グワッシュ 素描 女性ヌード 裸体画 後ろ姿 抱擁 親密さ 近代絵画 20世紀絵画 ウィーン分離派 身体表現 内面表現 余白 線描 色斑 告白的絵画 魂の線 孤独 繋がり 共存 官能 生命力

お届けについて

おすすめ商品

新着商品

最近チェックした商品