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鬼児嶋弥太郎 西法院赤坊主 21-100116

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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怪力と狂気の激突
斜めに走る赤と白の太い縄は、二人の武者の絡み合う力と、逃れられない運命を象徴しています。鬼児嶋弥太郎は、その縄を力強く押さえつけ、西法院赤坊主は、その縄に締め付けられながらも、必死に抵抗しています。この縄と筋肉の描写による物理的な緊張感こそが、作品に息をのむような迫力を与え、見る者に一触即発の戦闘のドラマを伝えています。

■アーティスト
葛飾北斎 (1760-1849)
江戸時代後期を代表する浮世絵師で、その画業は70年にわたりました。北斎は19歳の頃に勝川春章に師事し、浮世絵師としての活動を開始しました。その後、彼は独自のスタイルを追求し、様々なテーマに挑戦してきました。風景、歴史上の人物、花魁、役者、動植物、自然現象、仏教道具、妖怪など、彼が手掛けたテーマは多岐にわたり、生涯で34,000点以上の作品を残しました。
北斎は、当時の日本画では珍しかった西洋の絵画技法にも興味を持ち、銅版画や油絵などを取り入れました。彼の作品は19世紀後半のヨーロッパにも影響を与え、ジャポニスムと呼ばれる日本美術の流行を生みました。

■作品概要
鬼児嶋弥太郎 西法院赤坊主(おにこじまやたろう さいほういんあかぼうず)
二人の巨漢が、怪力をぶつけ合う肉弾戦の瞬間が描かれています。上部の鬼児嶋弥太郎の冷静で凛々しい表情と、下部の西法院赤坊主の苦悶と狂気に満ちた表情の対比が、命がけの戦いのドラマを極限まで高めています。赤と白の太い縄と鮮やかな緑の着物のコントラスト、そして身体の巨大さを強調した大胆な構図は、この激しい戦闘が持つ圧倒的なエネルギーと、北斎の奇想の芸術性をドラマティックに伝えています。

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葛飾北斎の鬼児嶋弥太郎 西法院赤坊主は、二人の武者の激しい戦闘と怪力を描いた浮世絵の武者絵であり役者絵の要素も見られます。この作品は、縄と筋肉が絡み合う緊張感と、鮮やかな色彩が強調された大胆な構図が特徴です。幕末江戸時代に活躍した奇想の絵師北斎は、誇張表現を用いて武者の狂気と力を描き出し、歌舞伎の舞台のようなドラマティックな迫力を生み出し、北斎漫画にも通じるその芸術性を確立しました。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。


■キーワード
葛飾北斎 鬼児嶋弥太郎 西法院赤坊主 浮世絵 武者絵 役者絵 激しい戦闘 怪力 縄 緊張感 大胆な構図 鮮やかな色彩 誇張表現 筋肉 狂気 歌舞伎 幕末 江戸時代 北斎漫画 奇想の絵師

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