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百舌鳥 21-101710

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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百舌鳥の早贄、自然の摂理を描く暁斎の眼
モズは捕えた獲物をその場で食べないで、木の枝に刺しておく「はやにえ」の習性を持ち、カエルはその代表的な獲物のひとつです。愛らしい姿のモズの背後に潜む野性の本能を、暁斎は一切の誇張なく描き出しています。生き物の習性への深い観察眼が、この小さな作品に重層的な意味をもたらしています。

■アーティスト
河鍋暁斎 [ かわなべきょうさい] (1831-1889)
幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師・日本画家で、江戸最後の天才絵師とも称されます。7歳で浮世絵師・歌川国芳のもとで絵を学び始め、その後狩野派にも入門。浮世絵の自由な発想と狩野派の高度な技術という、当時としては異色の両方の要素を身につけた絵師でした。流派の枠に収まらず、妖怪・骸骨・鬼・地獄・戯画など個性的な題材を描き続け、自らを「画鬼」と称しました。 1870年(明治3年)には書画会の場で明治政府の役人を批判する風刺画を描いたとして捕えられ、鞭打ち50回の刑に処される筆禍事件が起きました。翌年放免後、画号を「狂斎」から「暁斎」と改めて活動を再開します。その作風は国内よりも欧米で早くから高く評価されており、近代漫画や風刺画の先駆けとしても再評価が進んでいます。

■作品概要
百舌鳥(もず)
秋の深まりとともに赤い実をつけるウメモドキの枝に、一羽のモズが降り立っています。その枝先には、すでにアマガエルが速贄として突き刺されている。モズは秋になると捕えた獲物を木の枝に刺して蓄える習性を持ち、古来「モズの早贄」として広く知られてきました。愛らしい見た目とは裏腹な、ハンターとしての本性。暁斎はその生態を確かな観察眼で捉え、赤い実の鮮やかさと、早贄という生と死の一場面を、淡々とした筆致の中に静かに封じ込めています。自然の摂理と季節の移ろいを、一本の枝の上に凝縮させた、暁斎ならではの鋭い視点が光る一枚です。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■関連キーワード
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