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梟に小禽 21-101714

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
購入数
昼に弱いフクロウ、自然の逆転劇
夜の森の王者であるフクロウも、昼間は小鳥たちのモビングに翻弄される存在です。この自然界の逆転劇は古くから絵師たちに愛された画題であり、暁斎もまた生き物の習性を深く観察した上でこの場面を捉えています。羽を広げて身構えるフクロウの姿に、威厳と困惑が同居しています。

■アーティスト
河鍋暁斎 [ かわなべきょうさい] (1831-1889)
幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師・日本画家で、江戸最後の天才絵師とも称されます。7歳で浮世絵師・歌川国芳のもとで絵を学び始め、その後狩野派にも入門。浮世絵の自由な発想と狩野派の高度な技術という、当時としては異色の両方の要素を身につけた絵師でした。流派の枠に収まらず、妖怪・骸骨・鬼・地獄・戯画など個性的な題材を描き続け、自らを「画鬼」と称しました。 1870年(明治3年)には書画会の場で明治政府の役人を批判する風刺画を描いたとして捕えられ、鞭打ち50回の刑に処される筆禍事件が起きました。翌年放免後、画号を「狂斎」から「暁斎」と改めて活動を再開します。その作風は国内よりも欧米で早くから高く評価されており、近代漫画や風刺画の先駆けとしても再評価が進んでいます。

■作品概要
梟に小禽(ふくろうにしょうきん)
昼の枝に居心地悪そうに身を縮めるフクロウの周りに、シジュウカラの群れが鋭い声を上げながら飛び回っています。夜の猛禽も、昼間は小鳥たちのモビング(擬攻撃)にさらされる存在。羽を広げて威嚇しながらも、どこか戸惑いを帯びたフクロウの大きな目が、この場面に可笑しみと哀愁を漂わせています。「画鬼」と称されながらも生き物への深い愛着と観察眼を持ち続けた暁斎は、強者と弱者の立場が逆転するこの自然の一幕を、墨の確かな筆致でいきいきと描き出しています。昼と夜、強さと弱さが交差する、暁斎ならではのユーモアと鋭い視点が光る一枚です

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■関連キーワード
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