365日出荷 ★ 全国送料無料 ★ 安心の国内発送

桜吹雪に雀の親子 25-100067

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
購入数
小原古邨が描く、一瞬の情景に宿る日本の心
古邨の花鳥画は、単なる鳥の描写に留まらず、その自然な仕草や周囲の環境との関わりを通して、日本独特の美意識を表現しています。

■アーティスト
小原古邨 [ おはらこそん ] (1877-1945)
本の画家・木版画の下絵師で、花鳥画を中心に活躍しました。本名は小原又雄で、加賀国(現・石川県)出身。鈴木華邨に学び、フェノロサの影響を受けながら、アメリカ向けの花鳥画を多く制作しました。初期は肉筆画を発表し、版元・松木平吉の依頼で版画の下絵を手掛けました。大正時代には「祥邨」、昭和初期には「豊邨」と号を改め、渡辺版画店などを通じて多くの作品を発表。彼の版画は、伝統的な浮世絵技法と写実的な表現を融合させた独自のスタイルで評価されています。作品は主に海外輸出向けで、ボストン美術館や大英博物館などに所蔵。近年、日本国内でも展覧会が開催され、その芸術性が再評価されています。

■作品概要
桜吹雪に雀の親子
親鳥が一羽、羽を広げて飛び立ち、その下にはまだ幼さが残る数羽の若鳥が集まっています。柔らかな色彩で描かれたこの作品は、小原古邨が得意とした花鳥画の中でも、特に生命の営みと家族の絆を感じさせる一枚です。舞い散る桜の花びらが、春の優しい気配と時間の流れを暗示し、親鳥の力強い飛び立ちと若鳥たちの寄り添う姿は、保護と自立という普遍的なテーマを静かに語りかけています。見る者の心に、温かい郷愁と、未来への希望をもたらす、感情豊かな作品です。

------------------
小原古邨の花鳥画の中でも新版画の技法を用いた木版画は、浮世絵の伝統を受け継ぎつつ現代へと繋がる芸術作品です。この雀と若鳥の親子を描いた作品は、愛と生命のテーマを叙情的に表現しており、桜の花びらが舞う春の自然の中で、親鳥が飛び立つ姿と若鳥が寄り添う姿が繊細な筆遣いで描かれています。明治から大正、昭和にかけて制作された古典美術であり、日本画の伝統と和風の情緒を感じさせる生き物の描写が美術愛好家に静寂な感動をもたらします。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。


■キーワード
小原古邨 花鳥画 新版画 木版画 浮世絵 雀 若鳥 親子 愛 桜 花びら 飛び立つ 寄り添う 叙情的 日本画 明治 大正 昭和 古典美術 美術 芸術 和風 自然 生き物 伝統 春 繊細

お届けについて

おすすめ商品

新着商品

最近チェックした商品