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ユニコーン 17-100101

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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聖なる森に現れた純粋の幻。処女と一角獣の神秘的な邂逅
女性の身に着ける豪華な装飾や、一角獣に施された馬具の細工は、モローの装飾性への偏愛を如実に示しています。赤、金、深緑を基調とした絢爛たる色彩は、当時の世紀末芸術に共通する退廃的で濃密な美意識と通じています。神話や寓意に深く根ざした題材を用いながら、モローは官能性と精神性を融合させ、物質的な豊かさの裏側にある霊的な探求の姿勢を表現しています。

■アーティスト
ギュスターヴ・モロー [ Gustave Moreau ] (1826-1898)
19世紀フランスにおいて「夢の深淵」を描き続けた孤高の象徴主義者です。彼の絵画は物語でも現実でもなく、魂の奥底で燃え上がる神話そのもの。金箔のように煌めく色彩、宝石のごとく散りばめられた細部、静かに佇む人物の背後に潜む、言葉にできない緊張と祝祭。それらが混ざり合い、不可視の世界へ引きずり込みます。サロメ、オルフェウス、古代の神々...ローは彼らに「神話の面影」ではなく「人間の欲望と崇高さ」を与えました。孤独にアトリエへ籠り、無数の素描を積み上げながら、美と精神の極北を追い続けた画家。その作品は今も、静かに、しかし確実に、我々の内なる闇と光を呼び覚まします。

■作品概要
La Licorne
ギュスターヴ・モローが神話や伝説を題材に、内面世界を深く追求した象徴主義の傑作の一つです。深い森の闇を背景に、裸体の女性が赤い帽子とマントをまとい、純粋さの象徴である一角獣(ユニコーン)の額に手を触れています。画面全体に漂う静謐で神秘的な雰囲気は、現実とはかけ離れた夢想的な世界へと観る者を誘います。女性の堂々としたポーズと冷静な表情は、野生の聖獣を手なずける処女の力と美を示しており、モロー独自の豪華な装飾と色彩が、伝説の瞬間を荘厳に演出しています。
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ギュスターヴモローのLaLicorne(一角獣)は、油彩で描かれた象徴主義の傑作であり、伝説上の聖獣であるユニコーンと処女の神話的な寓意を表現しています。世紀末芸術の退廃的な美意識と、裸体の女性がマントを羽織る豪華な装飾性が融合しています。この作品は、純粋さの象徴である一角獣との神秘的な邂逅を通じて、モローが追求した精神世界や内面への霊的探求と啓示というテーマを、幻想的な色彩と表現で示しています。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
ギュスターヴモロー LaLicorne 一角獣 ユニコーン 象徴主義 伝説 神話 処女 聖獣 純粋 裸体 マント 油彩 世紀末芸術 退廃的 精神世界 内面 幻想的 豪華 装飾性 寓意 啓示 霊的探求

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