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ゆりかご カミーユと芸術家の息子ジャン 13-100148

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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ゆりかごが、世界のすべてだった頃
この作品が描かれた1867年、モネは経済的に極めて苦しく、翌年には自殺を試みるほど追い詰められていた時期です。その中で生まれたジャンを描いたこの一枚には、重い背景があります。

■アーティスト
Claude Monet (1840-1926)
フランスの印象派を代表する画家で、特に光と色彩の描写に革新をもたらしました。印象派の名前は、彼の代表作『印象・日の出』(1872年)から由来しています。モネは風景や自然の変化に強い関心を持ち、光の移ろいを追求しました。特に、水面に映る光や植物の動き、季節ごとの風景を描くことに情熱を注ぎました。彼の作品には、パリ近郊のセーヌ川沿いの村ジヴェルニーの庭園を描いた「睡蓮」シリーズや、ルーアン大聖堂、積みわらなどの連作があります。これらの連作では、同じ主題を異なる時間帯や天候で描くことで、光と色の変化を表現しています。 晩年には視力が悪化し、濃い色彩と大胆な筆致が特徴となりましたが、それが新しい表現として評価されています。モネの作品は、印象派の特徴である瞬間の感覚を捉え、強い感情を喚起するものとなっています。彼の革新性は現代芸術にも大きな影響を与えました。

■作品概要
The Cradle – Camille with the Artist's Son Jean (1867)
1867年8月8日、ジャン・モネがパリで生まれました。父であるモネはそのとき、家族に交際を秘密にしたまま、ノルマンディーの叔母の元に身を寄せていました。金もなく、結婚もせず、認められてもいなかった。それでも彼はパリへ戻り、生まれたばかりの息子とカミーユの前にキャンバスを立てました。これは幸福な家族の肖像ではなく、崖縁に立ちながらも筆を握り続けた一人の画家の、切実な記録です。花柄の布で誂えられたゆりかごは、天蓋から垂れる布の白と青が柔らかく空間を包み、その中にジャンが横たわっています。目は大きく開かれ、頬は桃色に染まり、小さな手にはがらがらのおもちゃを握っています。まだ何も知らない、貧困も、両親の苦境も、この先に待ち受けるものも。ゆりかごの中の世界だけが、この子のすべてでした。カミーユはその傍らで静かに椅子に腰かけ、こちらに背を向けたまま息子を見つめています。疲れているのか、安堵しているのか、その横顔は多くを語りません。
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モネが1867年に描いたこのゆりかごの室内人物画は、印象派誕生以前の初期作品でありながら、光と陰影への鋭い感受性がすでに白と青の花柄の布や赤ちゃんの頬の色彩に静かに宿る一枚です。パリに生まれたばかりの息子ジャンの傍らに座るカミーユの横顔が、19世紀フランスの家族という時間の記録として油彩の筆触に刻まれており、愛情と静寂と生命の輝きが、苦境の中で筆を握り続けた画家の切実さとともに、この一瞬を永遠へと変えています。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■関連キーワード
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