365日出荷 ★ 全国送料無料 ★ 安心の国内発送

東京善悪振分双六 31-100109

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
購入数
「善」に向かってまっすぐ進むか、それとも「悪」の誘惑に立ち止まるか。
規則正しく並んだコマの中には、当時の世相を反映した膨大な情報が詰め込まれています。善行には明るい背景、悪行にはそれを示唆するモチーフを配するなど、視覚的に「何が正しいか」を伝える機能美に溢れています。このグリッドレイアウトは、現代のWebデザインやポスター構成の先駆けとも言える、非常に高度なグラフィック・センスの産物です。

■アーティスト
歌川芳藤(うたがわ よしふじ、1828年〈文政11年〉- 1887年〈明治20年〉)
幕末から明治時代にかけて活躍した浮世絵師で、特に「おもちゃ絵」と呼ばれる子ども向けの版画で名を馳せました。師は歌川芳虎で、歌川派の流れを汲みながらも独自のユーモアと創意を加えた作風で人気を博しました。
芳藤の代表作には、紙を切って組み立てられる立体玩具やすごろく、着せ替え人形など、教育と遊びを兼ねた「知育的」な要素を持つおもちゃ絵が多く見られます。また、災害絵や文明開化を反映した風俗画なども手がけ、時代の変化を敏感に捉えた作品を数多く残しました。 彼の作品は、江戸から明治への過渡期にあって庶民の生活や娯楽を色濃く映し出し、後のグラフィックデザインやポップカルチャーにも影響を与えたと評価されています。斬新な視点と親しみやすい表現で、現在でも国内外の研究者や収集家に注目されています。

■作品概要
東京善悪振分双六(とうきょうぜんあくふりわけすごろく)
明治の新しい風が吹き抜ける東京。そこには、光り輝く「善(文明の進歩や道徳)」と、影のように潜む「悪(放蕩や旧態依然とした悪習)」が、表裏一体となって混在していました。歌川芳藤が描いたこの双六は、遊びの道具ではなく、激動の時代を生き抜くための人生の地図そのものです。
眩いばかりの光を浴びて進むのは、明治天皇の行幸や文明開化の象徴。その周囲を取り囲む一コマ一コマには、真面目に勉学に励む若者や、一方で酒や博打に溺れる者たちの姿が、鮮やかなコントラストをもって描かれています。芳藤は、狐に化かされる滑稽さだけではなく、現実の社会にある「化かし合い」や「心の揺らぎ」をも、鋭いユーモアと愛情を持って描き出しました。サイコロを振るたびに、私たちは自分の中にある善悪の境界線を行き来します。それは、新しい時代を懸命に生きようとした明治の人々の、葛藤と希望の足跡です。芳藤の描く情景は、150年の時を超えて、今の私たちに「あなたはどんな未来へ向かって進むのか」と、優しく、そして力強く問いかけてくるようです。
----------------------
歌川芳藤が描いた明治時代の傑作『東京善悪振分双六』は、文明開化に沸く東京の光と影を勧善懲悪のテーマで描いた、おもちゃ絵形式の双六です。伝統的な日本画の技法をベースに、時代の変化を捉えた独創的な構成と色彩が融合し、江戸の粋とユーモアを感じさせます。当時の人々の魂と伝統文化の熱量を伝えるこのグラフィックデザインは、現代のポップカルチャーの源流としても価値が高く、インテリアや複製画として空間に知的な彩りとインスピレーションを与えてくれます。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。


■キーワード
歌川芳藤 東京善悪振分双六 浮世絵 おもちゃ絵 双六 明治時代 文明開化 勧善懲悪 伝統 芸術 日本画 構成 色彩 ユーモア デザイン グラフィック 複製画 インテリア ポップカルチャー 魂 粋 伝統文化

お届けについて

おすすめ商品

新着商品