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猫三びきの唄 31-100111

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
購入数
「勝負のゆくえ」を想像させる、物語的なレイアウト
周囲に配された小さな稽古姿の人々と、中央の「結果」としてのふんどし男性。この対比が、静止画の中に時間の流れを生み出しています。一生懸命に型を覚える者たちがいる一方で、その中心には究極の脱力(あるいは敗北)があるという構成は、芳藤の冷徹かつ温かな観察眼の賜物です。

■アーティスト
歌川芳藤(うたがわ よしふじ、1828年〈文政11年〉- 1887年〈明治20年〉)
幕末から明治時代にかけて活躍した浮世絵師で、特に「おもちゃ絵」と呼ばれる子ども向けの版画で名を馳せました。師は歌川芳虎で、歌川派の流れを汲みながらも独自のユーモアと創意を加えた作風で人気を博しました。
芳藤の代表作には、紙を切って組み立てられる立体玩具やすごろく、着せ替え人形など、教育と遊びを兼ねた「知育的」な要素を持つおもちゃ絵が多く見られます。また、災害絵や文明開化を反映した風俗画なども手がけ、時代の変化を敏感に捉えた作品を数多く残しました。 彼の作品は、江戸から明治への過渡期にあって庶民の生活や娯楽を色濃く映し出し、後のグラフィックデザインやポップカルチャーにも影響を与えたと評価されています。斬新な視点と親しみやすい表現で、現在でも国内外の研究者や収集家に注目されています。

■作品概要
猫三びきの唄
狐拳(きつねけん)をモチーフにしているという猫三匹の唄、この作品の騒がしさは一気に「宴会の熱気」を帯びてきます。狐拳は、庄屋(名主)・猟師・狐の三すくみで競う遊び。三味線の伴奏に乗り、お座敷で繰り広げられるこの真剣勝負は、当時の人々にとって最高のエンターテインメントでした。そして、中央に座るふんどし姿の男性。もし彼が「負けた結果」この姿なのだとしたら、この絵は単なる稽古図ではなく、「負けてもなお、どこか涼しげで飄々としている」という江戸っ子の強烈なユーモアを描いたものかもしれません。猫と蛙という、あり得ないペアに化かされ、服まで脱がされてしまった男。
三代)関三十郎、 四代)中村歌右衛門、 十二代)市村羽左衛門
芳藤は「おもちゃ絵の名人」として、遊びを普及させるプロでもありました。そこで、当時誰もが知るトップスターたちの名前を借りることで、「あの羽左衛門も稽古している狐拳だよ!」と、子供や若者に遊びをプロモーションしたという、今でいう「アンバサダー」的な役割を絵の中で持たせたのかもしれません。
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歌川芳藤の独創的なセンスが光る『猫三びきの唄』は、明治時代に大流行した狐拳をテーマに、猫や河童、そして宴会芸に興じる人々を描いたおもちゃ絵です。伝統的な日本画の緻密な描写と、負けて脱いだような男の姿に象徴されるナンセンスなユーモアが、表現されています。江戸の粋と遊びの魂を伝えるこのグラフィックデザインは、現代のポップカルチャーとも共鳴し、インテリアや複製画として空間に知的な彩りと笑顔を与えてくれる伝統文化の至宝です。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。


■キーワード
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