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ストライプのシャツを着た自画像 15-100012

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 A4(21×29.7cm)A3(29.7×42cm)A2(42×59.4cm)
グリーン×レッド
ベージュ
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解剖される自己、20歳の眼差しが問うもの
理想化を一切排した顔の描写は、シーレが自画像というジャンルに込めた根本的な姿勢を示しています。頬の赤橙、耳の朱、額の陰影は実際の色彩を超えた内面の地図であり、20歳という若さで自らの存在を冷徹に解剖しようとした意志の表れです。

■アーティスト
Egon Schiele (Austrian, 1890-1918)
20世紀初頭のウィーンで鮮烈な足跡を残した表現主義を代表する画家です。グスタフ・クリムトに才能を見出され強い影響を受けましたが、やがて独自のスタイルを確立しました。最大の特徴は、鋭く力強い線描と、極端に歪められたポーズです。人間の肉体を通じて、内面にある孤独、不安、性、そして死といった生々しい感情を曝け出しました。多くの自画像を描き、自己の内面を徹底的に見つめ続けたその姿勢は、当時の倫理観を揺さぶるほど過激なものでした。彼の作品に漂う退廃的な雰囲気と、剥き出しの生命力は、100年以上経った今もなお多くの人々を惹きつけてやみません。スペイン風邪によりわずか28歳でこの世を去りましたが、短すぎる生涯の中で残された数多くの素描や油彩画は、人間の深淵を描いた芸術として高く評価されています。痛切なまでの純粋さが宿る画家です。

■作品概要
Self Portrait with Striped Shirt (1910)
まだ20歳。それでも眼差しは、すでに老成した問いを宿しています。わずかに斜めを向いた顔、尖った顎、頬に滲む赤橙の色斑。美しさとも醜さとも言い切れない、剥き出しの若さ。1910年、シーレはウィーン美術アカデミーを去り、自らの表現を模索していました。この自画像はその転換点に描かれた一枚です。理想化を拒み、自分の顔を解剖するように凝視し、紙の上に刻みつけた。褒め称えられることへの欲望ではなく、自分とは何かという問いへの、荒々しい応答。右肩だけに現れる褐色の縞模様のシャツ。大部分は白い余白に溶け込み、顔と視線だけが浮かび上がる構成です。余白は虚無ではなく、緊張を孕んだ沈黙。20歳の魂が、永遠に問い続けています。
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エゴン・シーレが1910年に描いた縞模様のシャツを着た自画像(Self-Portrait with Striped Shirt)は、ウィーン美術アカデミーを去った直後の転換期に生まれた青年期の傑作です。表現主義とウィーン世紀末の美意識を背景に、自己凝視と解剖的描写を極めたこの水彩・素描作品は、オーストリア絵画における内面表現の先駆けとして近代絵画・20世紀絵画史に刻まれています。クリムトの影響から脱し、装飾性を排した剥き出しの自己を紙上に定着させようとした意志は、頬に滲む赤橙の色斑や鋭い線描に凝縮されています。右肩だけに現れる縞模様のシャツと大胆な余白の対比は、描かないことを積極的な表現とする素描精神の核心であり、魂の肖像としての告白的絵画の本質を体現。孤独と自己探求に貫かれた20歳の眼差しは、ウィーン分離派の系譜に連なりながらも、シーレだけが到達し得た肖像表現の極みとして、今なお静かな緊張を放ち続けています。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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