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帝国劇場 24-101003

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
購入数
夕空に浮かぶ、白亜の劇場と雪のお堀
桃色から青へとなだらかに変わる冬の夕空を背景に、雪をかぶった石垣とお堀の水面が静かに広がります。その奥にルネサンス様式の白い劇場がそびえ、手前を走る赤い路面電車が大正時代の東京の賑わいをさりげなく伝えています。日本の伝統的な版画技法と、近代的な洋風建築の組み合わせが新鮮です。

■アーティスト
根来莱山 [ねごろ らいざん、川面良雄 ] (1877年4月17日-1963年8月10日)
大正時代に活躍した木版画家です。版元・吉川弘文館から作品を発表し、東京の風景を題材にした新版画を制作しました。作品の多くは1923年の関東大震災以前に出版されたため、大震災で多くが失われ、現存する数が非常に少ないことから、今日では希少な存在となっています。また、川瀬巴水の版元として知られる渡邊庄三郎のような強力なプロモーターを持たなかったことも、知名度が広まりにくかった一因と考えられています。 莱山の作品には、繊細な黒と灰のぼかしが随所に用いられており、静けさと奥行きのある独自の雰囲気を持っています。雨、霧、夕暮れなど、気象や光の変化をとらえた風景を得意とし、浮世絵の伝統に西洋的な表現を取り入れた大正新版画の精神を体現した画家のひとりです。

■作品概要
帝国劇場
淡いピンクと青が溶け合う冬の夕空のもと、雪をまとった石垣とお堀が静かに広がり、その奥に白亜の劇場が穏やかに輝いています。1911年(明治44年)3月に開場した帝国劇場は、日本初のヨーロッパ風劇場として皇居前に建てられました。横河民輔の設計によるルネサンス様式の建物で、外壁には白色の装飾レンガが使われ、屋上には能楽「翁」の彫刻像を戴いた白亜の殿堂と評されました。 版画の前景には皇居の石垣と日比谷濠の静かな水面、右下には雪に垂れた柳。そして劇場前を走る赤い路面電車が、大正時代の東京の日常をさりげなく伝えています。この初代帝国劇場は1923年の関東大震災で内部が焼け落ちており、この版画はその前年に制作された、震災前の帝都の姿を伝える貴重な記録でもあります。夕焼けのグラデーションの美しさが、失われた風景に静かな詩情を添えています。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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