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座る男性ヌード(自画像) 15-100019

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4短辺正方形(21×21cm)
A3短辺正方形(29.7×29.7cm)
A2短辺正方形(42×42cm)
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皮膚の色が語る内なる地図
黄土・黄緑・橙が複雑に混ざり合う肌の色調は、実際の人間の皮膚の色から大きく逸脱しながら、むしろ生々しい体温と脆弱性を伝えています。シーレは色彩を写実的な記録としてではなく、内面の状態を可視化する手段として用いており、この黄みがかった身体は病的な美しさと、生命の輝きを同時に宿しています。

■アーティスト
Egon Schiele (Austrian, 1890-1918)
20世紀初頭のウィーンで鮮烈な足跡を残した表現主義を代表する画家です。グスタフ・クリムトに才能を見出され強い影響を受けましたが、やがて独自のスタイルを確立しました。最大の特徴は、鋭く力強い線描と、極端に歪められたポーズです。人間の肉体を通じて、内面にある孤独、不安、性、そして死といった生々しい感情を曝け出しました。多くの自画像を描き、自己の内面を徹底的に見つめ続けたその姿勢は、当時の倫理観を揺さぶるほど過激なものでした。彼の作品に漂う退廃的な雰囲気と、剥き出しの生命力は、100年以上経った今もなお多くの人々を惹きつけてやみません。スペイン風邪によりわずか28歳でこの世を去りましたが、短すぎる生涯の中で残された数多くの素描や油彩画は、人間の深淵を描いた芸術として高く評価されています。痛切なまでの純粋さが宿る画家です。

■作品概要
Seated Male Nude (Self-Portrait) (1910)
腕を頭上に折り、膝を立て、身体を斜めにねじる。重力に逆らうような、それでいてどこか崩れ落ちそうな姿勢。顔は俯き、目は閉じられ、この上なく無防備でありながら、同時にどこか挑発的です。1910年、シーレ20歳。自らの裸体を鏡に映し、その肉体をただありのままに、ありのまま以上に凝視しました。黄土色と黄緑が交錯する皮膚、点のように配された赤い乳首と臍。—美化も回避も一切なく、人体の持つ奇妙さ、脆さ、生々しさが、そのまま定着しています。白い余白が広大に広がる中、ひとつの裸体だけが浮かぶ。社会的な文脈も、衣服も、名誉も、すべてを剥ぎ取った先に残るもの、それが自己であると、シーレは問い続けました。最も正直な告白です。
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エゴン・シーレが1910年に描いた座る男性裸体(自画像)(Seated Male Nude (Self-Portrait))は、表現主義とウィーン世紀末の精神を体現した男性ヌード・自画像の傑作です。黄土色と黄緑が交錯する皮膚の色調、点在する赤の乳首と臍、ねじれた身体の線描が、身体表現と内面表現の限界に挑んだ青年期のシーレの覚悟を伝えています。広大な余白の中に浮かぶたった一体の裸体画は、孤独と実存への問いを視覚的に体現し、衣服も役割も剥ぎ取った先にある剥き出しの自己凝視として告白的絵画の本質を示しています。油彩による魂の肖像としてオーストリア絵画・近代絵画・20世紀絵画史に刻まれたこの作品は、ウィーン分離派の美意識を超えて自己探求と脆弱性・生命力を一枚に凝縮した、20歳の天才による永遠の実存の宣言です。

■サイズ
・A4/ 210mm×210mm 
・A3/ 297mm×297mm
・A2/ 420mm×420mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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