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アルトゥール・レスラーの肖像 15-100027

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4短辺正方形(21×21cm)
A3短辺正方形(29.7×29.7cm)
A2短辺正方形(42×42cm)
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擁護者の肖像、友情と信頼が生んだ傑作
シーレとレスラーの出会いは1909年。レスラーはシーレのスポンサーとなり、生涯の友となりました。この肖像は翌1910年、まさに両者の信頼関係が深まっていった時期に描かれています。批評家・支援者としての知的な風格と、どこか内省的な静けさが同居するこの人物像には、シーレが友人の外面だけでなく、その精神の深みへと向かった眼差しが凝縮されています。

■アーティスト
Egon Schiele (Austrian, 1890-1918)
20世紀初頭のウィーンで鮮烈な足跡を残した表現主義を代表する画家です。グスタフ・クリムトに才能を見出され強い影響を受けましたが、やがて独自のスタイルを確立しました。最大の特徴は、鋭く力強い線描と、極端に歪められたポーズです。人間の肉体を通じて、内面にある孤独、不安、性、そして死といった生々しい感情を曝け出しました。多くの自画像を描き、自己の内面を徹底的に見つめ続けたその姿勢は、当時の倫理観を揺さぶるほど過激なものでした。彼の作品に漂う退廃的な雰囲気と、剥き出しの生命力は、100年以上経った今もなお多くの人々を惹きつけてやみません。スペイン風邪によりわずか28歳でこの世を去りましたが、短すぎる生涯の中で残された数多くの素描や油彩画は、人間の深淵を描いた芸術として高く評価されています。痛切なまでの純粋さが宿る画家です。

■作品概要
Portrait Arthur Roessler (1910)
目を閉じ、両手を腹の前で重ねるように組み、男は沈黙の中に座っています。眠っているのではなく、深く、内側へと向かう思索の時間。アルトゥール・レスラーは1877年ウィーン生まれの編集者・美術評論家・美術史家。若き才能を見出す眼力に長け、エゴン・シーレをいち早く支持し、その芸術を世に広めた最初の擁護者のひとり でした。1909年、ウィーンのピスカ・サロンで開催された第1回ノイクンストグルッペ展でシーレと出会い、友人となった二人の関係は、単なる画家とパトロンを超えた、深い信頼の絆がありました。全身を覆う赤褐色の衣服、背景に滲む乳白色の渦。色彩は最小限に抑えられ、すべての視線が組まれた手と閉じた瞼へと引き寄せられます。中央に配された長く骨ばった手は、力強い存在感を放ちながらも、彫刻的な静けさを湛えています。
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エゴン・シーレが1910年に描いたアルトゥール・レスラーの肖像(Portrait Arthur Roessler)は、表現主義とウィーン世紀末の精神を体現した男性肖像の傑作です。美術評論家・パトロンとしてシーレを支え続けた擁護者レスラーとの深い友情と信頼が、この油彩・キャンバス作品に静かな精神性を与えています。ノイクンストグルッペ展での出会いから始まったふたりの絆は、赤褐色と乳白色だけで構成されたこの沈黙の肖像に確かに息づいています。画面中央に配された骨ばった手と閉じた目は、内省と内面表現の核心を担い、シーレ独自の魂の肖像としての深みを生み出しています。茶褐色の色調で統一された告白的絵画は、ウィーン分離派の系譜に連なりながらも、友への眼差しという親密な動機によって、近代絵画・20世紀絵画史の中で特別な輝きを放つオーストリア絵画の至宝として、ウィーンのウィーン博物館に今も静かに佇んでいます。

■サイズ
・A4/ 210mm×210mm 
・A3/ 297mm×297mm
・A2/ 420mm×420mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。


■キーワード
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