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オレンジと赤のドレスでひざまずく女性 15-100030

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 バイカラーノーマル
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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燃える橙と赤、感情が色になる瞬間
橙・赤・朱の色調は、衣服の描写を超えた内面の可視化です。1910年という初期のシーレはまだクリムトの影響を脱しきれない時期でありながら、この作品においては装飾性を一切排し、色彩を感情の直接的な表現として用いています。

■アーティスト
Egon Schiele (Austrian, 1890-1918)
20世紀初頭のウィーンで鮮烈な足跡を残した表現主義を代表する画家です。グスタフ・クリムトに才能を見出され強い影響を受けましたが、やがて独自のスタイルを確立しました。最大の特徴は、鋭く力強い線描と、極端に歪められたポーズです。人間の肉体を通じて、内面にある孤独、不安、性、そして死といった生々しい感情を曝け出しました。多くの自画像を描き、自己の内面を徹底的に見つめ続けたその姿勢は、当時の倫理観を揺さぶるほど過激なものでした。彼の作品に漂う退廃的な雰囲気と、剥き出しの生命力は、100年以上経った今もなお多くの人々を惹きつけてやみません。スペイン風邪によりわずか28歳でこの世を去りましたが、短すぎる生涯の中で残された数多くの素描や油彩画は、人間の深淵を描いた芸術として高く評価されています。痛切なまでの純粋さが宿る画家です。

■作品概要
Kneeling Female in Orange-Red Dress (1910)
膝をつき、頭を手で押さえ、こちらを睨みつけています。服従でも祈りでもなく、むしろ反抗。床に跪きながら、その眼差しだけは一切揺るがない。この矛盾した姿勢の緊張が、作品の核心です。1910年、シーレ20歳。を燃え立たせるような橙と赤が、人物の輪郭を超えて広がっています。衣服の色はもはや布の色ではなく、内側で渦巻く感情そのもの。黄みがかった肌、緑の影、赤い靴。色彩はすべて、この女性の存在の激しさを語るために選ばれています。輪郭線は鋭く、衣服の折れ目は角張り、身体は幾何学的なまでに分解されています。柔らかさよりも構造、優美さよりも衝動。紙の地が余白として呼吸し、燃えるような人物の孤立をいっそう際立たせます。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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