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しゃがんでいる女性ヌード 15-100031

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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赤の点。身体に刻まれた感情の座標
乳首と臍に置かれた鮮烈な赤い円は、シーレがこの時期の裸体画で繰り返し用いた特徴的な表現です。写実的な色彩描写からの意図的な逸脱であり、身体の中でも生命と感情が最も強く宿る部位を、色彩によって明示する手法といえます。淡い黄みがかった肌の色調の中で、これらの赤い点は強烈な視覚的焦点となり、身体全体に内側からの生命の脈動を感じさせます。

■アーティスト
Egon Schiele (Austrian, 1890-1918)
20世紀初頭のウィーンで鮮烈な足跡を残した表現主義を代表する画家です。グスタフ・クリムトに才能を見出され強い影響を受けましたが、やがて独自のスタイルを確立しました。最大の特徴は、鋭く力強い線描と、極端に歪められたポーズです。人間の肉体を通じて、内面にある孤独、不安、性、そして死といった生々しい感情を曝け出しました。多くの自画像を描き、自己の内面を徹底的に見つめ続けたその姿勢は、当時の倫理観を揺さぶるほど過激なものでした。彼の作品に漂う退廃的な雰囲気と、剥き出しの生命力は、100年以上経った今もなお多くの人々を惹きつけてやみません。スペイン風邪によりわずか28歳でこの世を去りましたが、短すぎる生涯の中で残された数多くの素描や油彩画は、人間の深淵を描いた芸術として高く評価されています。痛切なまでの純粋さが宿る画家です。


■作品概要
Squatting Female Nude (1910)
膝を抱え、身体をひとつに丸め、それでも視線だけはこちらへ向けています。閉じているようで開かれている、この身体の両義性が、静かな緊張として満ちています。1910年、シーレ20歳。黄みがかった肌に緑の翳が差し、乳首と臍に点じられた赤が、地図上の目印のように身体の輪郭を定めます。輪郭の外へと大胆に塗り重ねられた白は、人物を背景から力強く切り出し、紙の上に浮かぶ存在として際立たせています。飾り気のない姿勢。隠すでも誇示するでもなく、ただそこにある身体。赤みがかった巻き毛が頭上で燃えるように乱れ、半ば眠そうな眼差しがこちらを捉える。官能的でありながら、どこか無防備で、子どものように無垢な佇まいです。存在することの、そのままの重さを感じさせます。

■キーワード
エゴン・シーレ しゃがむ女性裸体 女性ヌード 裸体画 1910年 表現主義 ウィーン世紀末 オーストリア絵画 水彩 グワッシュ 素描 赤毛 黄土色 白 赤 余白 輪郭線 身体表現 内面表現 近代絵画 20世紀絵画 ウィーン分離派 官能 孤独 生命力 告白的絵画 魂の線 初期作品 色彩象徴 無垢

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

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