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自画像、しかめっ面 15-100039

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 パープルノーマル
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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制御を手放した自己の解放
顔をしかめ、口を開いた表情は、感情を整えて提示するのではなく、制御される以前の衝動をそのまま紙上に焼きつけようとした意志の表れです。シーレはこの時期、鏡の前で意図的に表情を歪め、その瞬間を素描し続けていました。美化を拒み、醜さと向き合うことで初めて到達できる真実がある。この確信が、これほど激しい自画像を生み出しています。

■アーティスト
Egon Schiele (Austrian, 1890-1918)
20世紀初頭のウィーンで鮮烈な足跡を残した表現主義を代表する画家です。グスタフ・クリムトに才能を見出され強い影響を受けましたが、やがて独自のスタイルを確立しました。最大の特徴は、鋭く力強い線描と、極端に歪められたポーズです。人間の肉体を通じて、内面にある孤独、不安、性、そして死といった生々しい感情を曝け出しました。多くの自画像を描き、自己の内面を徹底的に見つめ続けたその姿勢は、当時の倫理観を揺さぶるほど過激なものでした。彼の作品に漂う退廃的な雰囲気と、剥き出しの生命力は、100年以上経った今もなお多くの人々を惹きつけてやみません。スペイン風邪によりわずか28歳でこの世を去りましたが、短すぎる生涯の中で残された数多くの素描や油彩画は、人間の深淵を描いた芸術として高く評価されています。痛切なまでの純粋さが宿る画家です。

■作品概要
Self-Portrait, Grimacing (1910)
口を大きく開け、歯を剥き出し、眉をひそめる。怒りか、苦悶か、嘲笑か。言葉にする前の、生の感情がそのまま顔に溢れ出しています。1910年、シーレ20歳。胸元を開けた赤紫の縞模様の上衣が、荒々しい筆触で描き込まれ、剥き出しの胸板と鮮烈な対比をなしています。顔の色は赤・橙・茶が激しく交錯し、皮膚の下から感情が滲み出るかのような生々しさ。余白の黄土色が、この激しい人物の孤立をいっそう際立たせています。しかめ面は、演技ではありません。鏡に向かったシーレが、自分自身の最も制御されない瞬間を、容赦なく捕捉した痕跡。美しくあることへの完全な拒否です。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
エゴン・シーレ 顔をしかめた自画像 自画像 1910年 表現主義 ウィーン世紀末 オーストリア絵画 水彩 素描 線描 叫び しかめ面 赤紫 縞模様 余白 内面表現 自己凝視 近代絵画 20世紀絵画 ウィーン分離派 青年期 感情 孤独 実存 告白的絵画 魂の肖像 怒り 苦悶 剥き出し 自己解体



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