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鹿と木、リス・鳥とナナカマド 23-100018

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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色彩の饗宴が奏でる季節の移ろい
朱赤、山吹色、オレンジ、黄金といった暖色系の花々が層をなして配置され、まるで秋の森を切り取ったかのような豊かな色彩世界が広がります。それぞれの花は細密に描写され、平面でありながら立体的な奥行きを感じさせる技法は、当時の装飾美術における革新でした。

■アーティスト
モーリス・ピヤール・ベルヌーイ [Maurice Pillard Verneuil ] (French, 1869-1942)
アール・ヌーヴォーからアール・デコ期にかけて活躍したフランスの多才なデザイナーであり、装飾家です。「近代デザインの父」とも称されるウジェーヌ・グラッセに師事し、自然の形態を幾何学的に整理してデザインへと昇華させる技法を確立しました。最大の功績は、動植物の細部を緻密に観察し、それを壁紙、テキスタイル、陶磁器などのパターンへと展開したことです。代表的な著作『草花の装飾化(L'ornementation végétale)』では、植物の構造を解剖学的に捉えつつ、流麗な曲線と鮮やかな色彩で装飾文様へと変容させるプロセスを示しました。晩年はスイスに拠点を移し、幾何学的な抽象美を追求したアール・デコ様式の先駆けとなりました。自然の生命力と数学的な秩序を融合させた彼のデザイン理論は、現代のグラフィックデザインにも通じる普遍的な美しさを持っています。

■作品概要
Cerfs et arbres, papier peint. Écureuil oiseaux et sorbier, bordure. (1897)
鹿と木、リス・鳥とナナカマド
19世紀末のパリ、アール・ヌーヴォーの波が押し寄せる中で、人々は自然との調和を居住空間に求めました。この壁紙デザインには、森の静寂と生命の躍動が見事に織り込まれています。対称的に配置された鹿たちが樹木を囲み、その周囲を色とりどりの花々が埋め尽くす様は、まるで楽園の再現。朱色、黄金色、褐色の花々が織りなすリズムは、当時の人々が憧れた理想の自然。下部ボーダーには白い鳥とリスがナナカマドの実をついばむ姿が描かれ、生活空間に温もりと詩情をもたらしました。産業化が進む時代に、人々はこうした装飾を通じて失われゆく自然への郷愁を抱いたのです。
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1897年に制作されたこのアール・ヌーヴォー様式の壁紙デザインは、装飾芸術における自然モチーフの極致を示しています。対称構図の中で鹿と樹木が調和し、朱色や黄金色の花卉文様が層をなす様は、19世紀末フランス装飾の粋。シンメトリーによる反復模様が生み出す森林表現は、当時のインテリア装飾に革新をもたらしました。ボーダー装飾にはナナカマドとリス、鳥といった動物文様が配され、暖色系の色彩調和が空間全体に温もりを与えます。平面構成でありながら立体的な奥行きを持つ植物図案は、工芸運動における自然賛美の理念を体現し、パターンデザインとしての完成度の高さを誇ります。図案集に収められたこの装飾様式は、今なお多くの人々を魅了し続けているのです。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■関連キーワード
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