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ユディト 17-100019

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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ファム・ファタルの誕生、クリムトが描いた世紀末の女性像
19世紀末から20世紀初頭のウィーンは、旧秩序が崩壊し新しい時代の不安が充満していました。クリムトはその時代の空気を、ユディトという古典的テーマに重ね合わせました。男を破滅させるファム・ファタル(運命の女)。この作品はその概念を視覚的に完成させた一枚と言われています。恍惚とした表情と残酷な行為の同居が、私たちを不安な魅力の中に引き込みます。

■アーティスト
Gustav Klimt [ グスタフ・クリムト ](1862-1918)
19世紀末から20世紀初頭にかけてウィーンで活躍した、象徴主義を代表する画家です。伝統的な美術界に反旗を翻し、「ウィーン分離派」を創設して初代会長を務めました。最大の特徴は、金箔を多用した「黄金様式」と呼ばれる装飾的なスタイルです。代表作『接吻』に見られるように、緻密な幾何学模様と官能的な表現を融合させ、愛や死、エロティシズムといった根源的なテーマを描き出しました。平面的な装飾性と、写実的な人物像の対比が生み出す幻想的な世界観は、当時のウィーンの退廃的な美意識を象徴しています。また、日本の浮世絵や琳派といった「ジャポニスム」の影響も色濃く反映されており、その独自の様式美は現代のデザインやファッション界にも大きな影響を与え続けています。華やかな黄金の輝きの裏に、人間の内面の葛藤や生命の儚さを秘めた、唯一無二の芸術家です。

■作品概要
Judith (1901)
閉じかけの瞳は勝利の恍惚か、それとも罪の余韻か。グスタフ・クリムトが1901年に描いたこの「ユディト」は、旧約聖書の英雄的な女性を、官能と死が交差する謎めいた存在として描き出しました。ユディトはアッシリアの将軍ホロフェルネスを誘惑し、その首を刎ねてイスラエルを救った女性。右下に見える黒ずんだ物体は、その切り落とされた首です。しかしクリムトの筆は、英雄譚ではなく、もっと深い何かを描いています。半ば開いた唇、うつろな瞳、胸元を露わにした姿。この女性は聖なる英雄なのか、魔性の女なのか。当時のウィーンの人々は衝撃を受けました。金箔と油彩を組み合わせた背景の絢爛さ、アール・ヌーヴォーの装飾的な輝き、そして中央に浮かぶ一人の女の静謐な表情。生と死、聖と俗、美と恐怖が一枚の中に渦巻いています。
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グスタフ・クリムトが1901年に描いた「ユディト」は、旧約聖書の英雄的女性を官能と死が交差するファム・ファタルとして描いたウィーン世紀末・象徴主義の傑作で、金箔と油彩を組み合わせた黄金様式の絢爛な装飾背景と恍惚とした表情の女性の対比がアール・ヌーヴォーの粋を体現しています。ビザンティン美術と近代的官能が融合したクリムト独自の様式が頂点に達したこの名画は、生と死・聖と俗・美と恐怖が渦巻く西洋近代美術の傑作です。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
クリムト ユディト 油彩 金箔 黄金様式 アール・ヌーヴォー ウィーン世紀末 象徴主義 ファム・ファタル 旧約聖書 ホロフェルネス 官能 装飾 ビザンティン 西洋絵画 オーストリア 近代美術 グスタフ・クリムト 名画 複製画 コレクション

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