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カンマー城への並木道 17-100020

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4短辺正方形(21×21cm)
A3短辺正方形(29.7×29.7cm)
A2短辺正方形(42×42cm)
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緑の聖堂。人のいない風景が語るクリムトの内面
人物画で名を馳せたクリムトが、風景画では徹底して人を排除しました。誰もいない並木道、誰もいない館。その空虚さが、私たちををその場に引き込みます。黄金様式の絢爛さとは対極にある、この静謐な緑の世界こそ、クリムトが夏の休暇に求めた魂の安息地でした。都会のウィーンで世紀末の喧噪と向き合い続けた画家にとって、この並木道は本当の意味での逃げ場だったのかもしれません。

■アーティスト
Gustav Klimt [ グスタフ・クリムト ](1862-1918)
19世紀末から20世紀初頭にかけてウィーンで活躍した、象徴主義を代表する画家です。伝統的な美術界に反旗を翻し、「ウィーン分離派」を創設して初代会長を務めました。最大の特徴は、金箔を多用した「黄金様式」と呼ばれる装飾的なスタイルです。代表作『接吻』に見られるように、緻密な幾何学模様と官能的な表現を融合させ、愛や死、エロティシズムといった根源的なテーマを描き出しました。平面的な装飾性と、写実的な人物像の対比が生み出す幻想的な世界観は、当時のウィーンの退廃的な美意識を象徴しています。また、日本の浮世絵や琳派といった「ジャポニスム」の影響も色濃く反映されており、その独自の様式美は現代のデザインやファッション界にも大きな影響を与え続けています。華やかな黄金の輝きの裏に、人間の内面の葛藤や生命の儚さを秘めた、唯一無二の芸術家です。

■作品概要
Avenue to the Kammer Castle (1912)
緑の中に、吸い込まれていく。青みがかった巨木の幹が左右から迫り、枝が頭上で絡み合い、その奥の遥か彼方に黄色い館がひっそりと佇んでいます。グスタフ・クリムトが1912年に描いた本作は、金箔と官能で知られるクリムトのもうひとつの顔、風景画の傑作です。クリムトは毎夏、オーストリアのアッター湖畔に滞在し、黙々と風景を描き続けました。人物は一人も登場しない。装飾も金も官能もない。あるのはただ、木と光と道だけです。しかしこの静けさの中に、クリムト独自の視線が宿っています。幹の青と緑の微妙な色の揺らぎ、葉の一枚一枚が生み出す無数の筆触、奥へと続く道の吸引力。これは写実でも印象派でもない、クリムトだけの自然の読み方です。黄色い館は小さく、遠く、まるで夢の中の建物のように木々の間に浮かんでいます。並木道を歩く者は、この緑の聖堂の中で自分がどこにいるのかわからなくなるでしょう。
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グスタフ・クリムトが1912年に描いた「カンマー城への並木道」は、毎夏滞在したオーストリアのアッター湖畔で制作された風景画の傑作で、青みがかった巨木の幹が左右から迫り枝が頭上で絡み合う緑の聖堂の奥に黄色い館が佇む構図が、印象派の点描とクリムト独自の装飾的筆触を融合させた唯一無二の自然表現で描かれています。金箔と官能で知られるクリムトのもうひとつの顔である静謐な風景画の真髄が凝縮されたこの名画は、人を排した緑の空間が見る者自身を並木道へと誘う西洋近代美術の傑作として、複製画・コレクション作品として高く評価されています。

■サイズ
・A4/ 210mm×210mm 
・A3/ 297mm×297mm
・A2/ 420mm×420mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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