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子猫と獲物 17-100083

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
購入数
淡々と描かれた本能
獲物をくわえて歩く猫の姿には、誇示するでも隠すでもない、ごく自然な仕草として狩りの一場面が描かれています。感情を込めすぎない筆致だからこそ、生き物としての率直さがより深く伝わってきます。

■アーティスト
Gottfried Mind [ゴットフリート・マインド](1768-1814年)
スイス・ベルンに生まれたマインドは、サヴァン的な特性を持ちながら生涯を絵筆とともに生きました。言葉よりも線が、社会よりも猫が、彼の世界のすべてでした。その描写の細やかさはやがてヨーロッパの注目を集め、「猫のラファエロ」という異名を得ます。しかしマインド自身は名声に頓着せず、ただ猫のそばで、猫を描き続けました。彼の作品に登場する猫たちは、おとなしく、少し眠たそうで、どこか遠くを見ています。怒ることも、媚びることもない。ただそこに在る。その静けさがそのまま、マインドの内側を映しているようです。1814年、ベルンで猫のペストが流行した際、当局は猫の殺処分を命じました。マインドは自らの猫だけは守り抜いたといいます。その一事だけで、この画家のことはわかる気がします。

■作品概要
Junge Katze mit Maus
口にくわえた小さなねずみを揺らしながら、一匹の猫が静かに歩みを進めています。三毛の斑が背から尾にかけて点々と続き、まだ幼さの残る体つきが、その足取りにも表れています。黄色く澄んだ瞳はまっすぐ前を見つめ、獲物をくわえた口元にはためらいがありません。長く伸びた影が、傾いた陽の光をそのまま床に映し出しています。誇らしげでもなく、むごたらしくもなく、ただありのままの営みとして描かれた一場面。生き物としての本能が、静かな筆致のなかに淡々と息づいています。飾らない仕草だからこそ、かえって胸に残る一枚です。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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