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動植綵絵 池辺群虫図 19-100029

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 A4サイズ(21×29.7cm)A3サイズ(29.7×42cm)A2サイズ(42×59.4cm)
ベージュ 【フォトマット紙】
ベージュ 【半光沢紙】
フチなし【フォトマット紙】
フチなし【半光沢紙】
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蓮葉の隙間から覗く生態系。若冲の筆が捉えた命の躍動
瓢箪の蔓と、深く濃い緑色の葉は、この生態系の舞台を形成しています。葉の上には、蝶や蛾が舞い、蜘蛛の巣には獲物が引っかかり、池の水面にはカエルが密集して水しぶきを上げています。若冲は、墨と鮮やかな岩絵具を駆使し、昆虫や動物の鱗や毛一本一本、葉の葉脈に至るまで、極限まで細密な描写を施しています。

■アーティスト
伊藤若冲(1716年3月1日 - 1800年10月27日)
江戸時代の画家で、独特な花鳥画で知られています。若冲は京の青物問屋「枡屋」の長男として生まれ、23歳で家業を継承しましたが、40歳で隠居し画業に専念しました。代表作の「動植綵絵」や「猿猴捕月図」など、濃彩で幻想的な花鳥画を制作し、その作風は後のシュルレアリスムに通じるとも言われます。また、奇想派として曽我蕭白らと共に評価され、1970年以降、再評価が進みました。2016年の「生誕300年記念 若冲展」では、入館待ちが5時間以上になるほどの人気を集め、その独創性と技巧が再び注目されています。

■作品概要
動植綵絵 池辺群蟲図(どうしょくさいえ/ちへん ぐんちゅうず)
江戸時代の奇才、伊藤若冲が描いた「動植綵絵」三十幅のうちの一幅で、湿地や池の辺に息づく生命の群像を、驚くほどの細密さで描き出しています。画面いっぱいに広がる瓢箪の蔓と葉、蜘蛛の巣の精巧な描写、そしてそこに生息するカエル、ヘビ、トンボ、蝶などの昆虫や小動物が、生態系の豊かさを濃密に表現しています。若冲は、単に自然を模写するだけでなく、それぞれの生命が持つ一瞬の動きや質感を、色彩の魔術と独創的な構成で捉え、躍動感あふれる生命の循環を視覚化しています。この絵は、若冲が自然界に捧げた賛歌であり、超絶的な技法の極致です。
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伊藤若冲の動植綵絵のうちの池辺群虫図は、江戸時代の奇才が描いた日本画の傑作です。超絶技巧の細密描写で、湿地や池の生態系における命の循環を写実的に表現しています。画面には、瓢箪の蔓や葉、蜘蛛の巣、そしてカエルやヘビ、蝶、蛾、トンボといった昆虫や小動物が密集しており、その筆致と装飾性が融合した表現は、若冲の独創性を示しています。この動植綵絵は、奇才の画家の生命に対する深い洞察を視覚化した作品です。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質…本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
 官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
 画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
 日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
 光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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▼ベージュ



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