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動植綵絵 雪中鴛鴦図 19-100031

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 A4サイズ(21×29.7cm)A3サイズ(29.7×42cm)A2サイズ(42×59.4cm)
ベージュ 【フォトマット紙】
ベージュ 【半光沢紙】
フチなし【フォトマット紙】
フチなし【半光沢紙】
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凍てつく世界に咲く愛。極寒に耐えるつがいの鴛鴦
枝や岩に積もった雪の描写には、胡粉(白の顔料)が厚く用いられ、その質量感と柔らかな質感が見事に表現されています。また、降りしきる粉雪は、細かい点描のような筆致で描き込まれ、厳粛な静寂に包まれた雪景色の中に、微細な動きと寒さの感覚をもたらしています。

■アーティスト
伊藤若冲(1716年3月1日 - 1800年10月27日)
江戸時代の画家で、独特な花鳥画で知られています。若冲は京の青物問屋「枡屋」の長男として生まれ、23歳で家業を継承しましたが、40歳で隠居し画業に専念しました。代表作の「動植綵絵」や「猿猴捕月図」など、濃彩で幻想的な花鳥画を制作し、その作風は後のシュルレアリスムに通じるとも言われます。また、奇想派として曽我蕭白らと共に評価され、1970年以降、再評価が進みました。2016年の「生誕300年記念 若冲展」では、入館待ちが5時間以上になるほどの人気を集め、その独創性と技巧が再び注目されています。

■作品概要
動植綵絵 雪中鴛鴦図(どうしょく さいえ/せっちゅう えんおうず)
江戸時代の奇才、伊藤若冲が「動植綵絵」三十幅のうちの一幅として描いた日本画です。雪が激しく降り積もる厳冬の風景の中で、鴛鴦(オシドリ)のつがいが、雪に耐えながら寄り添う姿が主題です。若冲は、墨と鮮やかな岩絵具を駆使し、枝に積もった厚い雪の白と、鴛鴦の羽根の豪華絢爛な色彩を劇的に対比させています。超絶技巧による細密描写は、降りしきる粉雪の一粒一粒や、水面下に頭を沈める雄の姿まで克明に捉え、寒さの中にも生命の温かさと愛の深さを象徴的に表現しています。
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伊藤若冲の動植綵絵のうちの雪中鴛鴦図は、江戸時代の奇才が超絶技巧で描いた日本画の傑作です。雪が降り積もる厳冬の風景の中に、吉祥の象徴である鴛鴦(オシドリ)のつがいが寄り添う姿を描き、夫婦円満と愛の深さを表現しています。若冲は、白い雪と鴛鴦の絢爛な岩絵具の色彩を対比させ、細密描写と伝統的なモチーフに奇想の美学を融合させています。椿などの植物も描かれ、生命力の強さを象徴する作品です。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質…本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
 官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
 画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
 日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
 光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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▼ベージュ



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