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我が子を食らうサトゥルヌス 16-100201

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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狂気と恐怖の淵。老いて描かれた「黒い絵」の真髄
「自分の子に王座を奪われる」という予言を恐れ、生まれた子を次々と食べていったとされる神話の場面です。しかし、ゴヤの描写は神話的な美しさを完全に排し、剥き出しの狂気と暴力に満ちています。サトゥルヌスは「時間」を象徴することから、この絵は「すべてを食らい尽くす時間」、あるいは「権力による暴虐」という普遍的なテーマを観る者に投げかけています。

■アーティスト
フランシスコ・デ・ゴヤ [ Francisco de Goya ] (1768-1828)
スペイン絵画の転換点を象徴する存在です。王室の宮廷画家として活躍しながら、華やかな肖像画の裏側に潜む人間の虚栄や不安を鋭く描き出しました。中年期には病により聴力を失いますが、その孤独と内面の闇は、代表作「黒い絵」シリーズに結晶します。そこには狂気、暴力、迷信、権力の腐敗が容赦なく描かれ、後の近代絵画に深い影響を与えました。輝きと影、理性と狂気、希望と絶望──ゴヤはそのすべてを画面に押し込め、人間という存在の複雑さをむき出しにした画家です。

■作品概要
Saturno devorando a su hijo / Saturn Devouring His Son (1819-1823)
ゴヤが晩年、耳が聞こえなくなり孤独を深めていた時期に、自宅の壁に直接描いた「黒い絵(ラス・ピントゥーラス・ネグラス)」連作の一つです。画面全体を支配する深い闇と、サトゥルヌスの狂気に満ちた表情は、彼が生きたスペインの政治的混乱と、画家自身が抱えていた人間存在への深い絶望を反映しています。この作品は、美術史上最も内省的で恐ろしい主題を描き切ったものの一つです。
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フランシスコ・デ・ゴヤの「Saturno devorando a su hijo」、通称サトゥルヌス我が子を喰らうは、黒い絵の連作に含まれる油彩の傑作です。スペインのロマン主義の画家が晩年の1819年頃、プリンス・ピオの丘の自宅の壁画として描きました。この作品は、クロノスの神話を題材に、狂気、暴力、そして絶望といった人類の暗黒面を描き、恐怖を表現する表現主義的な力強さがあります。普遍的テーマとして時間の暴虐を象徴するこの作品は、ゴヤの思想が凝縮されたものです。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■関連キーワード
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