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昔々 16-100510

3,450円(税込)

定価 3,950円(税込)

A4短辺正方形(21×21cm)
A3短辺正方形(29.7×29.7cm)
A2短辺正方形(42×42cm)
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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夕刻の野原で交差する王女と蛙の運命の瞬間
地平線が黄金に染まる黄昏時は、現実と幻想が混じり合う魔法の時間として美しく定着されています。王女の纏う水色のドレスは、刻一刻と変化する空の光を反射し、草原の深い影の中で神秘的な輝きを放っています。足元に座る蛙を見つめる彼女の指先には微かな緊張が宿り、物語が動き出す直前の静かな高揚感が画面全体に満ちています。

■アーティスト
フランツ・フォン・シュトゥック [ Franz von Stuck ] (1863-1928)
ドイツ象徴主義を代表する画家・彫刻家・建築家です。ミュンヘンを拠点に活動し、神話や寓意を題材とした官能的で重厚な作品で知られています。とくに《罪》《サロメ》《ルシファー》など、運命や欲望、死といった主題を妖艶かつ劇的に描き、世紀末美術の精神を体現しました。画面を縁取る装飾的な額縁も自ら設計し、絵画と建築・デザインを統合する姿勢を示しています。また、後にミュンヘン美術院の教授となり、教え子にはカンディンスキーやクレーなどがおり、20世紀美術への橋渡し的存在と評価されています。

■作品概要
Once upon a time (1891)
黄金色の夕空の下、深い緑が広がる草原に一人佇む王女の姿が描かれています。視線の先には小さな冠をいただいた一匹の蛙が座り、二人の間には言葉を超えた静かな対話が流れているかのようです。グリム童話の一場面を想起させるこの情景は、単なる物語の再現ではなく、少女から大人へと変貌を遂げる直前の危うい純真さと、未知なる運命への畏怖を象徴しています。淡く光り輝くドレスの裾を揺らしながら、身を屈めて小さな生き物を見つめる王女の横顔には、どこか物憂げな詩情が漂い、懐かしい記憶の淵へと誘います。一瞬の静寂の中に閉じ込められたこの情景は、遠い昔に失われた魔法の刻を、鮮やかな感性と共に現代に蘇らせています。
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フランツフォンシュトゥックが描いた昔々は、王女と蛙というグリム童話のモチーフを用いながら、世紀末の象徴主義が追求した幻想と変容の神秘を見事に表現しています。黄金の夕焼けが黄昏の草原を染める中、水色のドレスを纏い孤独に佇む王女の姿は、魔法や呪いといった非日常の予感に包まれ、純真な魂が抱く運命への畏怖を静かに物語っています。冠やティアラが光を放つ静謐な画面構成は、詩情豊かな瞑想の時間を生み出し、見る者を深い郷愁の淵へと誘います。カエルを見つめる彼女の眼差しには、夢想と現実が交錯する瞬間の輝きが宿り、一過性の物語を永遠の美へと昇華させています。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm、A4短辺正方形/210mm×210mm
・A3/ 297mm×420mm、A3短辺正方形/297mm×297mm
・A2/ 420mm×594mm、A2短辺正方形/420mm×420mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
王女 蛙 カエル 童話 昔々 グリム童話 魔法 呪い 黄金 夕焼け 黄昏 草原 ドレス 冠 ティアラ 純真 孤独 運命 象徴主義 世紀末 幻想 瞑想 変容 郷愁 詩情




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