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アオカケス 16-101017

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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青という支配色、黒という核
アオカケスの最大の特徴である青い上面を、ピカビアは背景の青とあえて溶け合わせるように配置しています。鳥を際立たせるのではなく、環境と一体化させる。それでいて黒い胴体が揺るぎない中心として存在し、図像に強烈な求心力を与えています。

■アーティスト
フランシス・ピカビア [ Francis Picabia ] (1879-1953)
フランス生まれの画家で、ダダイズムとシュルレアリスムの中心的人物のひとりです。生涯を通じてひとつの様式に留まることを拒み、印象派から始まりキュビスム、抽象絵画、機械絵画、ダダ、そして具象へと絶えず変貌し続けました。その変節ぶりは批判を受けることもありましたが、ピカビア自身は矛盾を楽しむように様式を乗り換えていきました。特に注目されるのが「機械絵画」の時代です。人間の感情や関係性を機械の図面のように描いた作品群は、冷徹でありながら奇妙なユーモアをはらんでいます。愛や欲望を部品と歯車で表現するその手法は、当時の芸術界に挑発的な問いを投げかけました。既存の価値をすべて笑い飛ばすような姿勢はダダの精神そのものであり、マルセル・デュシャンとの交流がその過激さに拍車をかけました。何者にも定義されることを拒んだ画家。ピカビアの作品の前では、「芸術とは何か」という問い自体が宙吊りになります。

■作品概要
Geai bleu (circa 1938-1939)
アオカケスは北米の森に棲む、知性的で騒がしいカラス科の鳥です。鮮やかな青い羽、黒いネックレス模様、そして気分によって逆立つ冠羽。ピカビアはその姿を、青・黒・緑・赤褐色の大胆な色面と力強い輪郭線で描きました。胸に刻まれた赤い渦巻き状の紋様は、図鑑には載らない。写実でも装飾でもなく、この鳥の本質、縄張りを守り、他の鳥を脅し、時に猛禽の声まで真似るその傲慢な生命力を、ピカビアは形と色で直接掴もうとしたようです。1938年から39年、戦争の影が迫る季節に描かれた、これほど堂々とした鳥の肖像。怯えているのは、人間の方だったのかもしれません。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm
・A3/ 297mm×420mm 
・A2/ 420mm×594mm 

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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