コボル 14-100007
「COBOL」の文字は、すべて円を四分割した円弧(四分円)と、それらを組み合わせた半円によって構成されています。この徹底した幾何学的な構成は、コンピュータの論理的で構造的なプログラミング言語の性質を直接的に表現しています。抽象的なパターンの中に、情報の緻密さと正確さが内包されているのです。
■アーティスト
Dietmar Winkler (1938-)
ドイツに生まれ、長く米国で活動してきた美術家です。現在はアメリカ在住のドイツ人作家として知られ、マサチューセッツ州ダートマス大学の名誉教授を務めました。教育者としては、造形の技術や理論だけでなく、作品が生まれる過程そのものを重視し、多くの学生に影響を与えています。作品制作では、幾何的な構成や秩序だった画面構造を基盤としながら、色彩や形態の微妙な関係性を探求してきました。明確なモチーフを前面に出すのではなく、視覚的なバランスやリズムを通して、見る者の感覚に静かに働きかける点が特徴です。学問と実践の両面から培われた思考は、落ち着いた表現の中に知的な緊張感を宿し、現代美術の一領域を静かに支えています。
■作品概要
COBOL (1969)
ディートマー・ウィンクラーが1969年に制作した、ローウェル研究所の夏季特別コンピュータ講座「COBOLプログラミング入門」を告知するものです。当時の最先端技術であったCOBOL言語を、幾何学的な円弧と色の重なりというグラフィック表現で見事に視覚化しており、技術的な主題を芸術へと昇華させたモダン・デザインの好例です。
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COBOLのプログラミング夏季講座を告知ポスターにしたこのグラフィックデザインは、ディートマーウィンクラーが1969年にローウェル研究所(MIT支援)のために制作しました。コンピュータサイエンスという技術教育の主題を、幾何学的な円弧と色彩構成を用いた視覚化によって、構造的で論理的な言語の性質を表現しています。コントラストの効いた色使いと抽象的なタイポグラフィが特徴のモダンデザインであり、当時のコンピュータ時代のアートとして位置づけられます。
■サイズ
・A4/ 210mm×297mm
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm
■材質
半光沢シルクペーパー使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。
■キーワード
COBOL プログラミング コンピュータ ローウェル研究所 夏季講座 ディートマーウィンクラー 1969年 グラフィックデザイン 幾何学 円弧 色彩構成 コントラスト 構造的 論理的 視覚化 抽象 モダンデザイン 技術教育 MIT コンピュータサイエンス 告知ポスター アート タイポグラフィ
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